「OPPO Find X3 Pro」のカメラに大満足 広角も超広角も高画質、顕微鏡カメラも面白い(2/4 ページ)
7月16日にSIMロックフリー版も発売された「OPPO Find X3 Pro」。「デュアルフラッグシップカメラ」をうたう超広角/広角カメラは5000万画素のセンサーを搭載し、身近なもののディテールをその名の通り「顕微鏡モード」で楽しめる。画質も機能も、スマホカメラのトップクラスだ。
意表を突いた顕微鏡モード
大げさではなくて、ほんとに実体顕微鏡的に使えそうなのだ。30xと60xがあり、ピントがぴしっとくる撮影距離はほんとレンズ前2〜3mm(ケースを付けている場合はそれよりちょっと短め)くらい。まず「その他」メニューから「顕微鏡」を選ぶ。
顕微鏡モードにすると、顕微鏡カメラのレンズの周りが白く光る。
これはギミックじゃなくて、被写体を照らすライトだ。
レンズギリギリの距離で撮るから、どうしても端末の影になる。でもこのライトで照らすから撮れるのだ。まあ葉っぱを陽射しにかざして逆光で透けたのを撮る、とかならいらないけど、そうじゃない場合はこれが役立つ。最初は右上の「i」ボタンを押すといい。すると撮り方のコツを教えてくれる。
角度というよりはピントがピシッとくる距離をこれで探す感じ。で、30xで撮ったのがこちら。1944×1944ピクセルで記録される。
これは何かというと、これです。桃。左右の端がボケているのは、桃は丸いからですな。
いやあ、「これは何でしょう?」クイズとか簡単に作れそう。さらにみんな最初に撮りそうなのも撮ってみた。
スマホの画面。「iPhone 12 Pro MAX」のOLEDだ。
さらに「特殊効果」を使うと万華鏡的な遊び方もできる。
きれいに撮るにはコツはいるし、誰もが日常的に使うカメラになるかは微妙だが、標準搭載の機能としては非常にトンがっており、かなり面白いのだ。標準搭載なので普段「ちょっとこれを超アップで見たい」と思ったらすぐ撮れる。石の断面でも葉っぱでも肌でも肉球でも。
次はFind X3 Proならではの注目の機能だ。
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