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シャープが新スマホ「AQUOS wish」発表 “シンプルで飾らない”エントリーモデル

シャープがスマートフォンの新シリーズ「AQUOS wish」を2022年1月中旬以降に発売する。「モノを持ちすぎない」「気に入ったモノを長く大切に使い続けたい」といった考えに基づき、「シンプルで飾らないスマホ」をコンセプトとしている。環境にも配慮し、本体には再生プラスチック材を35%を使用している。

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 シャープが12月6日、スマートフォンの新シリーズ「AQUOS wish」を発表。2022年1月中旬以降に発売する。国内キャリアではKDDIとソフトバンク(法人向け)が取り扱う。

AQUOS wish
シャープの新スマホ「AQUOS wish」

 AQUOS wishは、5Gに対応したエントリーモデル。機能をそぎ落とすというよりも、「モノを持ちすぎない」「気に入ったモノを長く大切に使い続けたい」といった考えに基づき、「シンプルで飾らないスマホ」をコンセプトとしている。

 本体はシンプルで持ちやすい形状とし、マットな質感の背面や、指かかりのよいフラットな側面を特徴としている。ディスプレイは画面が引き立つよう、フラットなパネルを採用している。カラーは植物などの自然をモチーフにしたオリーブグリーン、アイボリー、チャコールの3色を用意する(ソフトバンクはチャコール1色)。

AQUOS wish
性別や年齢を選ばないという3色を用意する

 環境にも配慮し、本体には再生プラスチック材を35%を使っている。また、パッケージは「AQUOS sense5G」比で容量を20%削減、紙の使用量を40%を削減した薄くてコンパクトなものを用いている。

AQUOS wish
AQUOS wish
本体に再生プラスチック素材を使用
AQUOS wish
紙の使用量を減らしたコンパクトなパッケージ

 ディスプレイは約5.7型のHD+(720×1520ピクセル)液晶を採用。本体サイズは約71(幅)×147(高さ)×8.9(奥行き)、重量は約162gで、大きすぎず、小さすぎないサイズ感を目指した。指紋センサーは右側面に搭載している。

AQUOS wish
シンプルで持ちやすい形状を目指した

 プロセッサはSnapdragon 480 5G、メインメモリは4GB、内蔵ストレージは64GBを備えている。バッテリー容量は3730mAhの内蔵型を採用。IP67の防水・防塵(じん)性能やMIL規格18項目をクリアした耐衝撃性能や、おサイフケータイにも対応している。OSはAndroid 11をプリインストールしており、2年間で最大2回のOSバージョンアップを保証する。

 アウトカメラは約1300万画素CMOSの単眼となっており、F値は2.0、焦点距離は26mm相当。インカメラは800万画素CMOSを採用している。カメラアプリには、シンプルなUI(ユーザーインタフェース)を特徴とするGoogleの「カメラGO」を用いている。

AQUOS wish
Googleの「カメラGO」を採用したカメラアプリ

 スマートフォンAQUOSの独自機能として、画面をなぞるだけでスクリーンショットを撮れる「Clip Now」、自動で画面がスクロールする「スクロールオート」、指紋センサーを長押しして決済アプリを呼び出せる「Payトリガー」なども利用できる。

AQUOS wish
大きすぎず小さすぎないサイズ感
AQUOS wish
マットな質感の背面
AQUOS wish
側面はエッジがわずかにそぎ落とされている
AQUOS wish
最近のスマートフォンでは珍しいシングルカメラ
AQUOS wish
左側面にSIMスロットがある
AQUOS wish
右側面にボリュームキー、電源キー、指紋センサーがある
AQUOS wish
底面にUSB Type-C端子がある
AQUOS wish
上面に3.5mmイヤフォンジャックがある

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