ワンセグ非搭載のスマホでテレビを見るには? 外付けチューナーと視聴アプリを紹介(2/2 ページ)
かつて国内メーカーでは多くのスマホがワンセグを搭載していたが、2021年に発売されたスマートフォンではどの端末も搭載しなかった「ワンセグ」。では今、スマホでテレビを見たいときはどんな手段があるのか。「外付けテレビチューナー」「番組視聴アプリ」の2つを調べた。
テレビ局などが配信するアプリを使う
テレビチューナーを利用する他には、テレビ局などが配信する番組視聴アプリがある。
TVer
民放キー局11社などが出資する合資会社TVerが運営する「TVer」は、民放の番組であればドラマやバラエティにかかわらず、おおよその番組を無料で視聴できるのが強みだ。
地上デジタル放送とBSをカバーし、会員登録すると見たい番組をマイリストに登録できる。一方で30秒ほどの広告動画を視聴する必要がある。
paravi
TBSや日本経済新聞社などが出資するプレミアム・プラットフォーム・ジャパン運営の「paravi」は、月額1017円でTBS、テレビ東京、WOWOWのドラマやバラエティ番組を視聴できる。
「漫画原作」「ラブストーリー」「オリジナル作品」といった特集も行っており、番組のダウンロードも可能。有料会員には月に1回「paraviチケット」を配布しており、550円で配信している映画などをレンタルして視聴できる。
hulu
米国ロサンゼルスの企業huluが運営する「hulu」は月額1026円(iTunes Store決済の場合は1050円)で利用できる。国内で人気のバラエティ番組やドラマに加え国内外のアニメや映画も配信しており、ラインアップが豊富だ。日本テレビの他、CNNやBBCのニュースも配信している。
NHKプラス
「NHKプラス」はNHKの受信料を支払っている家庭の会員が利用できるサービス。NHK総合/教育の番組を1週間前までさかのぼって視聴できるのが魅力だ。日単位、シリーズ単位での視聴が可能で、再放送された場合は再び配信される。なお番組は放送より30秒ほど遅れて配信されるため、完全なリアルタイムではない。
FOD
フジテレビジョンが運営する「FOD」(フジテレビオンデマンド)は期間限定で配信する無料作品の他、過去にフジテレビが配信した番組も視聴できる。月額976円で利用でき、映画やスポーツ番組、舞台の映像作品もカバーしている。
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