速報
「Galaxy S22」(仮)は廃棄漁網リサイクルで SamsungがSDGsアピール
Samsung Electronicsは2月9日の新製品発表イベントに向けて、SDGsの取り組みを紹介した。イベントで発表する新製品では、廃棄漁網のリサイクルプラスチック素材を採用する。イベントでは「Galaxy S22」シリーズ(仮)が登場するとみられている。
韓国Samsung Electronicsは2月6日(現地時間)、9日開催のイベントで発表する新製品を含むGalaxyシリーズで、廃棄漁網のリサイクルプラスチック素材を使うと発表した。持続可能性と革新性を組み合わせる取り組みの一環だ。
9日のイベントでは、次期フラグシップスマートフォン「Galaxy S22」シリーズ(仮)が発表されるとみられている。Galaxy S22はSペンをサポートし、新フラグシップSoC「Exynos 2200」を搭載するといううわさだ。
これらの新端末は、使い捨てプラスチックではなく、PCM(ポストコンシューマー素材)など環境に配慮した素材の使用を拡大するという取り組みを反映すると同社は説明する。
海に廃棄されたプラスチックというとペットボトルやポリ袋を思い浮かべるかもしれないが、Samsungによると、毎年64万トンものプラスチック製漁網が廃棄されているという。こうした廃棄漁網がサンゴ礁などに悪影響を与えているため、これらを回収して転用することは地球と人類の未来を守るための重要なステップだとしている。
9日の新製品発表イベントでも、「持続可能な未来に対するわれわれのビジョンの詳細を御覧ください」。
関連記事
- Samsung、2月10日に発表イベント開催へ 「Galaxy S22」シリーズか?
Samsungは、日本時間の2月10日午前0時からオンライン発表イベントを開催する。「これまでに製作した中で最も注目に値するSシリーズで、スマートフォンの壮大なる新たな標準を設定した」。次期フラグシップ「Galaxy S22」シリーズの可能性が高い。 - “できること”の常識を打ち破る――Samsungが2月に新しい「Galaxy Sシリーズ」を発表へ
Samsung Electronics(サムスン電子)が、2月にGalaxyシリーズの新製品発表イベントを開催することを明らかにした。Sペンに対応し、夜景にも強いカメラを搭載する「Galaxy Sシリーズ」の最新モデルが発表されるようだ。 - Samsung、フラグシップSoC「Exynos 2200」発表 AMDのアーキテクチャ採用GPU搭載
Samsung Electronicsは新フラグシップSoC「Exynos 2200」を発表した。既に量産を開始している。AMDのアーキテクチャ採用のGPU「Xclipse」搭載で、スマートフォンでコンソールレベルのゲーム体験を提供するとしている。 - 「価格だけで勝負しない」 シャープが新スマホ「AQUOS wish」を投入する狙い
シャープがスマートフォンの新シリーズ「AQUOS wish」を2022年1月中旬以降に投入する。最小限の機能に絞ったエントリーモデルだが、価格だけで勝負をするわけではないという。「シンプルであるべき」「モノを持ちすぎない」という新しい価値観に応えることを目指した。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.