iPhoneでよく入力する単語や定型文を一発変換する方法：iPhone Tips

iPhoneには予測変換機能があるが、しばらく使っていないと自動で消去されてしまう。よく使う単語や定型文は「ユーザー辞書」に登録しておき、いつでも使えるようにするのがいい。

[雪城あさぎ，ITmedia]

　「よろしくお願いいたします」「ありがとうございます」といった定型文や、特徴的な漢字を使う固有名詞をよく入力するが、漢字を毎回変換するのが面倒、といった悩みを抱える人は多いと思う。

　iPhoneの「設定」には「ユーザー辞書」機能があり、これを使うと「よろ」「あり」のように数文字入力するだけで長い定型文を入力できたり、面倒な漢字変換をスキップできる。使い方を紹介しよう。

「設定」アプリの「一般」→「キーボード」から登録

　設定は簡単だ。「設定」アプリの「一般」項目にある「キーボード」の「ユーザー辞書」で、画面右上に表示されている「＋」から単語と読みを登録するだけ。

「設定」アプリの「一般」から「キーボード」へ

「ユーザー辞書」を開くと、既に登録されている項目も一覧で表示される。筆者は友人の名前や活動上よく使う単語を登録している

　今回は「ゆ」と入力するだけで「雪城あさぎ」と変換できるように登録する。この他にも「山田太郎」という名前を「やま」だけで変換できるようにしたり、「本日はお日柄もよく〜〜」のような時候のあいさつを「はる」「なつ」と登録するなど、単語と読みが一致していなくてもよい。

「ゆ」と入力するだけで「雪城あさぎ」と変換されるように登録する。普段は「雪代」とか「雪白」などと変換されるので面倒だったが、これで少し便利になる