ドコモ、5G対応の「らくらくスマートフォン」を2月24日に発売 5万1744円
NTTドコモは、シニア層向けのAndroidスマートフォン「らくらくスマートフォン F-52B」(FCNT製)を2月24日に発売する。ドコモオンラインショップ価格は5万1744円(税込み)。らくらくスマートフォンとして初めて5Gに対応し、従来製品の使い勝手を維持しつつも、カメラやバッテリーを強化した。
NTTドコモは、シニア層向けのAndroidスマートフォン「らくらくスマートフォン F-52B」(FCNT製)を2月24日に発売する。事前予約を2月16日に始める。ドコモオンラインショップと全国のドコモショップが販売する。
ドコモオンラインショップ価格は5万1744円(税込み、以下同)。他社からMNPで乗り換えると、5G WELCOME割(−1万6500円)により3万5244円で購入できる。
F-52Bは、らくらくスマートフォンとして初めて5Gに対応し、従来製品の使い勝手を維持しつつも、カメラやバッテリーを強化した製品。
ホーム画面では、電話やブラウザの他、使用頻度の多いアプリアイコンを大きく表示したり、ショートカットからよくかける相手へ発信したりできる。
音声通話に関しては、マスク越しでの通話音声を補正して、聞き取りやすくする「マスク通話モード」を初搭載。
詐欺対策としては、「フィッシング詐欺警告」機能を新規搭載。悪意のあるURLに接続しようとした場合に警告するもので、フィッシング対策協議会が保有する詐欺URLリストを活用している。従来機種と同様に、還付金詐欺を通話音声から検知する迷惑電話対策機能や、迷惑メールや迷惑SMSの判定機能も搭載する。
背面に広角寄りの約1310万画素メインカメラと、約190万画素マクロカメラを備え、らくらくスマートフォンシリーズ初のデュアル(2眼)構成となっている。AIによるシーン認識や、写りの良いカットの自動保存が可能。
5.0型フルHD+(1080×1980ピクセル)の有機ELディスプレイや、4GBのメインメモリ、64GBのストレージ、3400mAhのバッテリー、防水、防塵(じん)仕様を有し、泡タイプのハンドソープを使った水洗いや、アルコール消毒に対応する。
F-52Bの開発に際し、FCNTは村田製作所製の微細な変化も検出できる圧電フィルムセンサー「Picoleaf(ピコリーフ)」に着目。カバーガラスのたわみを均一かつ、効率的にPicoleafへ伝える設計と、その微小信号を正確に検出・積分する回路設計により、ディスプレイユニットとの一体化と大画面対応化を可能とした
radiko+FMアプリが使える「ラジスマ」の認定を受けている他、テレビ番組を視聴できる「ワンセグ」機能も備える。
この他、らくらくスマートフォンユーザー向けのSNS「らくらくコミュニティ」や、購入者に対して小冊子「使いこなしガイド」が進呈される。困りごとの解決に向けた相談が可能なコールセンター「らくらくホンセンター」(通話料無料)も設けられている。
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