20代は携帯電話より「スマホアプリ」で通話 電話に関する意識調査
日本ユニファイド通信事業者協会が、電話に関する意識調査を実施。通話手段ごとの利用頻度は「携帯電話」が1位となった一方、20代は「スマホアプリ通話」が1位になっている。
日本ユニファイド通信事業者協会が、2月24日に電話に関する意識調査の結果を発表した。対象は全国20〜69歳の男女520人で、調査期間は2021年11月12日〜14日。
週1回程度以上利用する通話手段ごとの利用頻度は、1位が「携帯電話(55.1%)」、2位が「スマホアプリ通話(36.5%)」、3位が「固定電話(24.1%)」に。20代はスマホアプリ通話が46.3%で1位と携帯電話の37.9%を上回っており、若い年代を中心にスマホアプリの利用頻度が高くなっている。
通信手段ごとに利用頻度を比較すると、携帯電話は平均2.5日/週で「2週に1日以下の頻度」が28.5%で最多となり、「毎日」が19.2%となる。スマホアプリは平均1.6日/週で「2週に1日以下の頻度」が29.6%で最多、「週に1日程度」が14.8%と続く。固定電話は平均1.5日/週で「2週に1日以下の頻度」が33.1%で最多となり、「端末を持っていない」が19.8%となった。
スマホアプリと携帯電話の通話の音声品質は「スマホアプリの通話品質は携帯電話の品質と変わらない」が49.4%、「スマホアプリの通話品質は携帯電話の品質よりも悪い」が43.3%となった。また、携帯電話と比べて品質が悪くてもスマホアプリを利用したいという割合は75%となる。
スマホアプリ通話に対し、圏外で緊急通報が使用できないことが不便だと思う人は89%。携帯電話の電波が入らない場合にWi-Fi経由で緊急通報ができた方がいいかは「そう思う」「ややそう思う」を合わせて91%がそう思うと答えた。
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