「Xperia 5 III」のSIMフリーモデルが4月22日発売 デュアルSIM対応で約11.4万円
ソニーが、「Xperia 5 III」のSIMロックフリーモデル(XQ-BQ42)を4月22日に発売する。市場推定価格は11万5000円前後(税込み)。キャリア向けモデルとの違いは、本体カラーとストレージ、デュアルSIM対応など。
ソニーが、「Xperia 5 III」のSIMロックフリーモデル(XQ-BQ42)を4月22日に発売する。市場推定価格は11万5000円前後(税込み)、ソニーストアでの価格は11万4400円(税込み)。カラーはブラック、グリーン、ピンクの3色で展開する。
ソニーストア、ソニーの直営店(ソニーストア銀座、札幌、名古屋、大阪、福岡天神)と一部家電量販店、ECサイトで取り扱う。発売に先立ち、3月23日13時から予約を受け付ける他、4月6日からはソニーの直営店と一部家電量販店でXperia 5 IIIの実機を展示する。
Xperia 5 IIIは、フラグシップモデル「Xperia 1 III」とほぼ同等のカメラを搭載しながら、幅68mmのコンパクトなボディーを実現した5Gスマートフォン。既にNTTドコモ、KDDI、ソフトバンクから販売されている。キャリア向けモデルとの違いとして、フロストブラックとフロストシルバーはないが、グロス仕上げの限定カラー、ブラックを用意。内蔵ストレージは128GBから256GBに拡張されており、デュアルSIMに対応していることも違いとなる。なお、キャリア向けモデルでは搭載していたFMラジオは省かれている。
その他のスペックはキャリア向けモデルと共通している。
ディスプレイは、アスペクト比が21:9の6.1型フルHD+有機ELを備えており、最大120Hzの駆動に対応する。強化ガラスとしてCorning Gorilla Glass 6を採用する。プロセッサはSnapdragon 888、メインメモリは8GBを備える。4500mAhのバッテリーを内蔵しており、約30分で50%までの急速充電や、3年使っても劣化しにくいことをうたう。指紋センサーは側面に搭載している。
アウトカメラは、1200万画素の広角レンズ、超広角レンズ、望遠レンズの3つで構成される。望遠レンズは70mmと105mmに焦点距離を切り替えられる可変式となっており、広角の24mm、超広角の16mmと合わせ、4つの焦点距離で撮影できる。望遠レンズはデュアルPD(フォトダイオード)センサーによって動く被写体も強く、1/2.9型センサーとF2.3(70mm)とF2.8(105mm)のレンズによって、薄暗い場所にも強いことをうたう。
ディスプレイの上部と下部には「フルステージステレオスピーカー」を搭載。ワイヤレスイヤフォンでハイレゾ音源を楽しめるLDACや、音源をハイレゾ相当にアップスケーリングする「DSEE Ultimate」もサポートする。3.5mmイヤフォンジャックも搭載しており、有線ヘッドフォンの最大音圧が「Xperia 5 II」から40%向上している。
本体サイズは68(幅)×157(高さ)×8.2(奥行き)mm、重量は168g。5GはSub-6のみサポートしており、ミリ波は対応しない。5Gの対応バンドはn3、n28、n77、n78、n79。なお、n3(1.7GHz)とn28(700MHz)は4Gから転用した周波数。4Gの対応バンドは1、3、4、5、7、8、12、13、17、18、19、21、26、28、38、39、40、41、42。
SIMロックフリーのXperia 5 IIIの発売を記念したキャンペーンも実施する。3月23日から6月30日までにXperia 5 III(XQ-BQ42)を購入してキャンペーンページから申し込むと、5000円をキャッシュバックする。
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