間もなくauの3Gサービスが終了、あらためて注意点を整理 “ケータイ”を使うには?(2/2 ページ)
auの3Gサービスが2022年3月31日に終了する。どんな機種が使えなくなるのかをあらためて整理。実はスマートフォンでも一部の機種が4月以降は使えなくなる。
スマホデビューにはどんな機種がオススメ?
これを機にケータイではなく、スマートフォンへの機種変更を検討するならどれがいいか、以下にまとめた。
まずオススメしたいのがiPhoneだ。iPhoneは日本のスマートフォンでは最もシェアが高く、周りで使っている人が多いので操作方法やアプリなどを聞きやすい。最新フラグシップ機種のiPhone 13シリーズは、人物やペットなどの被写体に、自動でピントを切り替えながら動画撮影できる「シネマティックモード」を搭載。凝った動画を簡単に撮影できるのが特徴だ。
安価なiPhoneを入手したいなら、「iPhone SE(第2世代)」や3月18日に発売されたばかりの「iPhone SE(第3世代)」も狙い目だ。ホームボタンを搭載しており、本体も現行スマホの中では小型で持ちやすい。
初めてスマートフォンを使う人や、不慣れなシニア層向けに、画面に表示される文字やアイコンを大きく表示できる製品もある。それが京セラ製の「BASIO4 KYV47」だ。電話とメールの専用キーを備え、着信時に光って知らせてくれる他、付属の卓上ホルダーに差し込むだけで充電できる。
同じ機種を長く使い続けたいなら、シャープ製の「AQUOS sense6 SHG05」や「AQUOS wish SHG06」もオススメしたい。2年間で最大2回のOSのバージョンアップが約束されている。防水/防塵(じん)や耐衝撃といった仕様の他、決済アプリを一瞬で起動する「Payトリガー」機能も搭載する。AQUOS wishは2万6180円(税込み)という安価な価格が魅力だ。AQUOS wishと同じ2万6180円の「arrows We FCG01」は、ハンドソープでも洗えてアルコール除菌にも対応している。
安さではXiaomiの「Redmi Note 10 JE XIG02」も候補に入れたい。約6.5型の大きなディスプレイを搭載しておサイフケータイ、防水、5Gに対応しつつも、価格はAQUOS wishとほぼ同じ2万8765円(税込み)。4800mAhの大容量バッテリーを備えているのもうれしい。
関連記事
- 実は誤解? 3G停波で“ケータイ”が終了するわけではない
ドコモ、au、ソフトバンクの3G停波が近づいています。停波するタイミングは、ドコモが2026年3月31日、auが2022年3月31日、ソフトバンクが2024年1月下旬を予定しています。3Gサービスが終了すると、従来型のケータイ(フィーチャーフォン)、いわゆる「ガラケー」が使えなくなる……といった報道をよく見ますが、ここには誤解が含まれています。 - auの「CDMA 1X WIN」が2022年3月31日をもって終息 VoLTE“非対応”の「au 4G LTE」「UQ mobile」音声端末も
au(KDDIと沖縄セルラー電話)の3Gサービス「CDMA 1X WIN」の終了日が2022年3月31日に決まった。VoLTEに対応しない「au 4G LTE」「UQ mobile」の音声端末についても、同日をもってサービスを終了する。 - UQ mobileが「非VoLTE」SIMの新規受付を9月30日をもって終了
UQ mobileが、音声通話にauの3Gネットワークを使うSIMカード(いわゆる「非VoLTE」のSIMカード)の新規発行の受け付けを終了する。既存契約についてはプラン変更を含め引き続きサービスを利用できる他、故障・紛失・盗難時の再発行も継続する。 - 「iPhone SE(第3世代)」は何が変わった? 第2世代とスペックを比較する
3月18日に発売される「iPhone SE(第3世代)」と、先代の「iPhone SE(第2世代)」のスペックを比較する。外観は見分けがつかないほど同じで、Touch IDも継承している。一方でプロセッサ、通信性能、カメラ機能などがバージョンアップしている。 - 2万円台の「AQUOS wish」と「arrows We」、どちらを選ぶ? スペックから使い勝手までを比較
スマートフォンの基本性能は年々向上し、いまや税込み1〜3万円台のエントリーモデルでも、普段使いに不便を感じない機能とスペックを備えている。コスパを重視する人から注目を集めている「AQUOS wish」と「arrows We」の違いを、au版で比べてみた。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.