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PayPayカードが「Apple Pay」に対応 iPhoneやApple WatchでQUICPay+を利用可能に:Visaブランド以外は「タッチ決済」もOK
PayPayカードがApple Payに対応。これにより、iPhoneやApple Watchを介して「QUICPay」「QUICPay+」による決済を利用できるようになった。MastercardブランドとJCBブランドのカードでは、ブランドのタッチ(EMVコンタクトレス)決済やオンライン決済も利用できる。
PayPayカードは4月1日、同社のクレジットカード「PayPayカード」(旧「Yahoo! JAPANカード」を含む)をApple Payに対応させた。これにより、iPhoneやApple Watchを介して「QUICPay」「QUICPay+」を利用できるようになる。
PayPayカードにおけるApple Pay対応の概要
PayPayカードをApple Payに登録すると、以下の機能が利用できるようになる。
【全決済ブランドのカードで利用できる機能】
- QUICPay/QUICPay+加盟店における非接触決済
- 「iPhone 8」以降のiPhoneまたは「Apple Watch Series 3」以降のApple Watchが必要(※1)
【Mastercard/JCBブランドのカードで利用できる機能】
- Mastercard/JCBブランドのNFC(EVMコンタクトレス)決済
- 「iPhone 8」以降のiPhoneまたは「Apple Watch Series 3」以降のApple Watchが必要(※1)
- Apple Payに対応するWebサイトやアプリでのオンライン決済
(※1)「iPhone 7」「iPhone 7 Plus」「Apple Watch Series 2」の日本向けモデルでも利用可能
Visaのタッチ決済とGoogle Pay対応は?
4月1日時点において、VisaブランドのPayPayカードではApple Payを使ったタッチ決済とオンライン決済は利用できない。PayPayカードによると、対応するかどうか検討を進めている所だという。
また、Google Pay(Android端末)を使ったQUICPay/QUICPay+決済やタッチ決済への対応は未定とのことだ。
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