auとUQ mobileが「AQUOS sense6s」を4月28日に発売 CPUとGPU性能が向上
KDDIと沖縄セルラー電話は、auとUQ mobileでシャープ製の5G対応スマートフォン「AQUOS sense6s」を4月28日に発売する。プロセッサにSnapdragon 695 5Gを採用し、現行製品「AQUOS sense6」と比べてCPU性能が約12%、GPU性能が約35%向上した。基本的な特徴はAQUOS sense6と変わらない【更新】
KDDIと沖縄セルラー電話は、auとUQ mobileでシャープ製の5G対応スマートフォン「AQUOS sense6s」を4月28日に発売する。
auオンラインショップでの販売価格は4万470円。端末購入プログラム「スマホトクするプログラム」適用後の実質負担額は3万2430円となる。UQオンラインショップでは増量オプションの加入状況によって販売価格が異なる。機種変更とauからの番号移行の場合は同オプションの加入に関わらず4万470円。新規契約時に同オプションに加入した場合は2万9470円。他社から乗り換える際に同オプションに加入した場合は1万8470円となる。
【更新:4月21日13時45分】auオンラインショップにおける価格が公開されたことを受け、価格の追記を行いました
AQUOS sense6sは、プロセッサにSnapdragon 695 5Gを採用。Snapdragon 690を搭載している現行モデル「AQUOS sense6」と比べてCPU性能が約12%、GPU性能が約35%向上した。4GBのメモリと、64GBのストレージも内蔵する。
ディスプレイは10億色の表示に対応した約6.1型のフルHD+(1080×2432ピクセル)IGZO OLEDを搭載している。120Hzのタッチレスポンスで、色彩豊かな映像や動きの速いゲームを快適に楽しめるという。
静止表示時に画面の更新を止めるアイドリングストップ機能を持つIGZOと、4570mAhバッテリーにより、シャープの調べで1週間の電池持ちを実現した。さらに、「インテリジェントチャージ」機能も備え、電池残量が90%に達すると充電を停止し、端末への直接給電に切り替えて電池への負荷を低減する。これにより3年使っても電池容量90%を維持できるという。
アウトカメラは約4800万画素の広角カメラ、約800万画素の望遠カメラと超広角カメラの3つで構成される。F値と焦点距離は広角カメラがF1.8と26mm、超広角カメラがF2.4と15mm、望遠カメラがF2.4と53mm。画質エンジンProPix3との組み合わせで、細部まで自然に表現できる点もうたわれている。カメラ機能としては、背景をぼかした撮影の他、動画を撮りながらAIが自動で判断し、静止画を撮影する「AIライブシャッター」、動画再生時に写っている人やペットをAIが認識し、自動でズームして再生する「フォーカス再生」を使える。インカメラは約800万画素となる。
奥行きが約7.9mmというスリムなボディーも特徴。指紋センサーをディスプレイに内蔵したことで、狭額縁化を実現した。サイズと重量は約70(幅)×152(高さ)×7.9(奥行き)mm、約156gでAQUOS sense6と同じ。このため、AQUOS sense6向けに販売されているケースやアクセサリーをAQUOS sense6sでも使える。
IP68の防水・防塵(じん)やおサイフケータイにも対応する。Wi-FiはIEEE802.11a/b/g/n/ac、Bluetoothは5.1までのバージョンに対応する。eSIMにも対応しており、nanoSIMと合わせてDSDV(デュアルSIM、デュアルVoLTE)で運用できる。対応バンドは下記の通り。
- 5G : n28/n77/n78
- LTE : B1/B2/B3/B5/B12/B17/B18/B19/B38/B41/B42
- 3G : B1/B2/B5
- GSM : 850/900/1800/1900MHz
関連記事
- シャープが「AQUOS sense6」発表 7.9mmの薄型ボディーにIGZO OLEDを搭載
シャープが、スマートフォンAQUOSの新製品「AQUOS sense6」を2021年秋以降に発売する。シリーズ初となるIGZO OLEDや4570mAhのバッテリーを搭載しながら、先代の「AQUOS sense5G」から11%の薄型化に成功した。ディスプレイは約6.1型のIGZO OLEDを搭載している。 - UQ mobile、「AQUOS sense6」を2月18日に発売 MNPだと1万8470円
UQmobileは、2月18日からIGZO OLEDや4570mAhのバッテリーを搭載した5Gスマホ「AQUOS sense6」を発売。価格は乗り換え(増量オプションIIあり)の場合で、一括1万8470円(税込み)から。【訂正】 - ドコモ、11月11日に「AQUOS sense6」発売 オンライン限定のブルーメタリックは4日から先行販売開始
NTTドコモが、11月11日に「AQUOS sense6 SH-54B」を発売する。ドコモオンラインショップ限定カラーである「ブルーメタリック」は11月4日に先行販売を開始する。 - 「AQUOS sense6」のSIMフリーモデルが登場 4GB/64GBと6GB/128GBの2種類で4万円台
シャープが、オープン市場向けのSIMロックフリースマートフォン「AQUOS sense6 SH-M19」を発表。メインメモリとストレージの構成は4GB/64GBと6GB/128GBの2種類。5Gに対応し、シリーズ初となるIGZO OLEDを搭載する。 - ミッドレンジ「AQUOS sense6」のカメラ機能はどう? 「AQUOS R6」との比較も
ミドルクラスで人気のAndroidスマホといえば「AQUOS Sense」シリーズ。その最新モデル「AQUOS Sense6」が2021年11月に発売されたが、カメラの使い心地はどうだろうか。同じくシャープ製「AQUOS R6」と撮り比べてみた。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.