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iPhoneの通知を「特定のアプリを起動したら」「特定の場所で」確認する方法:iPhone Tips
iPhoneは通知をオフにする「集中モード」を備えている。これを使えば、指定したアプリや連絡先以外の着信/通知をオフにできる。「iOS 14」以前の通知オフ状態「おやすみモード」と同様の機能の他、「特定の時間」「特定のアプリを起動したら」など、好きなタイミングでオン/オフを切り替えられる。
「iOS 15」で機能が拡張された「おやすみモード」改め「集中モード」は、かなり高機能になり、できることが増えた。今回おすすめしたいのは「特定のアプリを起動したら」「特定の場所で」といった、細かい設定ができる点だ。
「おやすみモード」はその名の通り夜にオンになるよう標準で設定されている。他のモードは自由に設定でき、通知を受け入れたいアプリや連絡先を選択できる。例えば「Slack」や「Discord」は仕事で使っているため通知を受け、家族からの電話は着信できるようにするなどだ。
この他、「スケジュールまたはオートメーションを追加」をタップすると「時刻」「場所」「アプリ」でそれぞれオンになるタイミングを設定できる。これを利用すると、全画面で起動するゲームアプリや動画視聴アプリなどを起動しているときのみ通知をオフにできる。他にも「休日」という集中モードを設定しておき、家の中で起動し仕事先からの連絡を遮断、余暇をゆっくり楽しむということも可能だ。最適な集中モードを作り、生活を快適にしていこう。
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