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超小型アクションカメラ「DJI Action 2」で遊んでみた 自由度が高く画質も良好 注意点は?(3/4 ページ)

ウェアラブルカメラのポイントは「いつでもどこでも、誰でもさっと撮れる」こと。自由自在であることが大事だ。そこにさまざまなわがままを付け足すことでリッチになっていくわけだが、それを受け入れてくれるのが「DJI Action 2」だ。

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誰でも簡単に作れるAI編集してみた

 で、ネックレスや三脚兼自撮り棒でいくつか動画を撮ったわけだ。その撮影した動画をそのままディスプレイで見てもいいけど、それが最終出力じゃない。

 専用アプリでスマホとつないで必要な写真や動画を転送し、作品にするのである。

 ガチで作るなら、スマホにダウンロードした素材を動画編集アプリで1本に仕上げるなり、USBケーブルでPCとつないで素材を吸い上げ、大画面で編集するなりしてもいい。短い動画を簡単に作るなら、アプリに用意されている「AI編集」を使ってみるといい。

 テーブルで撮ったり、延長ロッドを持って撮ったり、胸元に付けて歩いたりした動画をAI編集にかけてみた。テーマは「Modern City」。クリップの順番を決め、あらかじめ用意されたテーマから合いそうなものを選んで、後は「AIさんよろしく」なのだ。

DJI Action 2
アプリから「AI編集」を選び、使いたい素材をセレクト
DJI Action 2
テーマに沿ってBGMやエフェクト付で、しかもクリップのトリムも自動的に行ってくれる。試してみて気に入ったらエクスポートをタップする

 そして完成したのがこちら。こういうのをさっと作れるのだ。

完成した24秒のクリップ。胸に付けたり延長ロッドを使ったりしたクリップを組み合わせたもの。なかなか派手に仕上がって楽しい

自転車に装着して車載ハイパーラプス

 アクションカメラを手にしたら最初に何に装着して撮りたいかは人によって違うだろうけど、筆者の場合は自転車である。これはやっておかねばなりますまい。

 DJI Action 2のセットには、カメラを三脚に取り付けるマウントとカメラをGoPro互換のアクセサリーに付けるマウントがある。

 今回はGoPro互換マウントを使い、自転車のハンドルに装着してみた。自転車側には既にRAMマウントのベースが付けてあったので、そのGoPro用アダプターを持っていたのでそこに装着。

DJI Action 2
ロードバイク(YAMAHAの電動アシストロードバイク、YPJ-R)+RAMマウントにDJI Action2用のマウントを装着
DJI Action 2
マウントの準備ができたら後はカメラユニットをカシャッと取り付けるだけだ

 自転車に装着して走るならやっぱ「ハイパーラプス」だよねってことで、「ハイパーラプス」で動画撮影してみた。

DJI Action 2
ハイパーラプスで撮影中の様子。速度はオートにしてある

 一言で言うなら、結果は予想以上にキレイで滑らか。自転車って路面の細かな振動を拾って微妙に揺れるし、傾くしでなかなか大変なんだが、すごく滑らかな超高速走行っぷりである。

4Kでハイパーラプスした自転車車載動画。非常に高画質で滑らかなのが分かるかと思う

 これはヤバい。出掛けるたびに装着しそう。

 ハイパーラプスやクイッククリップなどで撮影した車載動画を編集して、自転車で古い道を走って神社に参拝する動画にしてみた。編集機能を使いこなすのも楽しい。

DJI Action 2
今度はAIを使わず手動で編集。各クリップはあれこれ設定を変えながら撮っているので、ここで速度感などを統一。BGMも付けた
完成した自転車動画。1080Pで出力

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