連載
iPhoneの「リマインダー」で大量の項目から「時間」「場所」などで検索する方法:iPhone Tips
iPhoneの「リマインダー」はTodoや買い物リストなどを登録できて便利な反面、項目やリストが増えすぎて煩雑になることも多い。項目ごとに時間や場所を詳しく決めるようにして、「スマートリスト」でまとめて管理しよう。
先日、iPhoneの標準アプリ「リマインダー」で色分けやアイコン分けでリストを目立たせる方法を紹介した。今回は「スマートリスト」という機能を使って、指定した条件のリマインダーだけを抽出する方法を紹介する。
まずリマインダーのトップ右下「リストを追加」から「スマートリストに変換」をタップする。すると「日付」「時間帯」「場所」「フラグ」「優先順位」を指定でき、複数指定するとAND検索のように絞り込めるようになる。
「時間帯」は「任意(全て)」「午前」「午後」などアバウトなものしか入力できない一方、「場所」は詳しく設定でき、さらに通知する範囲も設定できる。例えば「秋葉原駅」と入力した場合、その周囲半径何mで通知するかまで決められる。筆者は買い物をする店舗の周囲300m程度を設定している。
ただ難点が1つある。項目ごとに時間や場所を詳しく設定しなければ抽出されないため、「○○を買う」「○○に行く」などと入力しただけでは意味をなさないのだ。
iOSのアップデートで文字検索にも対応してほしいところだが、現在使える機能だけでも全てのリストをまたいで抽出できるので使いやすいといえる。「忘れないようにリマインダーを登録したが、登録したことを忘れた」ということの多い人に利用をおすすめしたい。
関連記事
- たくさんあるiPhoneの「リマインダー」、重要なものだけ目立たせる方法
iPhoneの「リマインダー」は、色やアイコンを変えたり「優先度」を設定してさらに見やすくできる。どう使えば大量のリマインダーを作成しても分かりやすいか考えてみた。 - iPhoneの「マップ」を使って楽に走れる自転車道を探す方法
iPhoneをカーナビ、自転車ナビにする人は多いだろう。今回はiPhoneで自転車用の道を探し、さらに坂道や交通量の多い道を避けるルートを探す方法を紹介する。 - iPhoneでかわいい顔文字を“気合と根性で”自作する方法
PCがネット上のコミュニケーションツールだった時代に生まれたアスキーアートは、現代では日本語と英語のみならずアラビア語などさまざまな外国文字を使ってかわいらしく彩られるようになった。そんな顔文字を自作したいと思ったことはないだろうか。 - iPhoneで「○○がつながって伸びた写真」を撮る方法
iPhoneのカメラには、360度ぐるっと写真を撮れる「パノラマ」機能がある。左右に回り続けて撮影するが、思い出に残したい場所の写真をまとめて撮れて便利だ。 - iPhoneのカレンダーで「1カ月より前の予定が見られない」を回避する方法
iPhoneの「カレンダー」アプリには検索機能がある。「発表」「買い物」など、ある程度文言を決めて予定を登録しておけば、検索したときに「あぁ、そういえばこんなことがあったな」と思い出すこともできる。過去の全ての予定を同期する方法も紹介する。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.