ソフトバンク代理店、客名義でiPhoneを無断購入 「真摯に対応」と同社
ソフトバンクは業務委託する代理店が運営する店舗の1人のクルーが、利用者に対して無断で契約を行うという不適切な行為があったことを認めた。情報の出所はある一般ユーザーによるSNSへの投稿。ソフトバンクはお客さまへは誠意をもって真摯(しんし)に対応し、対象の代理店に対しては当社規定にのっとって厳正な対応を行うとしている。
ソフトバンクは業務委託する代理店が運営する店舗の1人のクルーが、利用者に対して無断で契約を行うという不適切な行為があったことを認めた。
情報の出所はある一般ユーザーによるSNSへの投稿。それによれば、登録内容が5月7日にiPhone SE(第3世代)を本人名義で購入・契約したことになっているが、同日はiPhone 11からiPhone 13への機種変更手続きを行っただけで、iPhone SE(第3世代)を自ら購入した覚えはないという。
そして、7月7日にはソフトバンクの携帯電話料金が過剰請求されたことに気づき、マイページに記載された(確定された)金額と実際に引き落とされる金額に相違があり、後者の方が前者よりも8150円多かったという。
ユーザーが店舗に相談したところ、iPhone SE(第3世代)の契約・購入履歴の他に、その番号による発信履歴、40円分通話料と1.6GB分のデータ通信料の発生を確認したことが判明。
ITmedia Mobileでもこの件について、ソフトバンク広報に問い合わせたところ、「7月11日に当社が業務委託する代理店より報告を受け本事案を知得した」との回答だった。その上で、「お客さまへは誠意をもって真摯(しんし)に対応していく。対象の代理店に対しては当社規定にのっとって厳正な対応を行う」としている。
今後、ソフトバンクは再発防止の徹底を図るとしているが、もし利用者が同様の事態に遭遇した場合、ソフトバンク、Y!mobileそれぞれのカスタマーサポートに電話で問い合わせるか、最寄りのショップまで来店してほしいとしている。
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