ニュース
ドコモが「高密度Wi-Fiサービス」を有明アリーナで提供 60席あたり1台のアクセスポイントを常設
NTTドコモは、8月20日に開業する有明アリーナに「高密度Wi-Fiサービス」を提供する。60席あたりに1つのアクセスポイントを常設することで、多数同時接続を活用した新たな演出などが可能になるとしている。
NTTドコモは、8月20日に開業する有明アリーナ(東京都江東区)において「高密度Wi-Fiサービス」を提供する。
本サービスは同社が推進する「スマートアリーナ」の実現に向けた第一歩として、60席あたりに1つのWi-Fi(無線LAN)アクセスポイントを常設することが特徴だ。同社によると、国内のスタジアムやアリーナにおけるWi-Fiサービスとしては国内最高水準の密度での設置だといい、コンサートにおける双方向コミュニケーションなど、多数同時接続を活用した新たな演出を実現できるとしている。災害時は、このサービスを無料開放し、被災者が情報収集や安否連絡のためにインターネットを利用できるスポットとすることも可能だ。
有明アリーナでは、Wi-Fi認証時に同意を得て取得するユーザー属性や、利用状況などのデータを施設の運営やマーケティングに活用していくという。
関連記事
- ドコモと読売、AIが即時編集した8Kマルチアングル映像を配信 東京ドームの対ヤクルト戦で
NTTドコモ、読売巨人軍、読売新聞は、10月23日に東京ドームで行われる対東京ヤクルトスワローズ戦で「8Kカメラ×AI自動編集×マルチアングル映像体験」の技術実証を行う。 - ドコモ、DX推進で読売巨人軍と提携 5Gでファンサービスの拡充へ
TTドコモは、読売新聞東京本社・読売巨人軍とオフィシャルDX推進パートナー契約を締結。5Gなどを活用した最先端技術を活用し、ファンサービスの開発・提供を目指す - ドコモら、「Tリーグ」開幕戦の試合映像を5Gで配信 選手・審判視点の映像も
NTTドコモらは、11月17日に行われる「Tリーグ」開幕戦で5Gを活用した臨場感のある試合映像の撮影と伝送を実施。選手視点や審判視点など多視点の映像や、CGスタッツとCGエフェクトで高度化した映像を提供する。 - ドコモ、Jリーグの試合に5Gを活用 マルチアングル映像や解説情報を配信
NTTドコモは、9月27日開催される2020明治安田生命J1リーグ第19節鹿島アントラーズVS大分トリニータの試合へ5Gを活用。試合のマルチアングル映像や解説情報などをスタジアム内の5Gスマートフォンに配信する取り組みを行う。 - ドコモの「PLAY 5G 明日をあそべ」、スポーツをテーマに全面リニューアル
NTTドコモは、2018年4月にオープンした「PLAY 5G 明日をあそべ」を2019年7月22日に全面リニューアル。「スポーツ×5G」をテーマとし、5Gやスポーツにちなんだイベントなどを適宜開催していく予定だ。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.