ドコモが「AQUOS R7」をアップデート カメラ機能の品質を改善
NTTドコモは、9月20日に「AQUOS R7 SH-52C」のソフトウェアアップデートを実施。カメラの夜景撮影や料理撮影、HDR撮影の品質を改善し、オートフォーカスの安定性やズーム時の解像感を向上させている。
NTTドコモは、9月20日に「AQUOS R7 SH-52C」のソフトウェアアップデートを実施した。
今回のアップデートでは、カメラ撮影でのシーンや被写体をより最適化。夜景撮影ではまれに写真全体が赤味がかる、照明など明るさが強調されるケースを改善し、料理撮影では色再現性を向上させている。HDR撮影では風景撮影でのコントラストと露出を調整し、被写体の質感が向上した。
暗所で逆光となるシーンでのオートフォーカスの安定性を向上させ、写真のズーム撮影では被写体の細部の描写を改善して解像感を向上。ビデオ撮影では暗所での撮影時の色再現性を向上させ、シーンや被写体によって露出が合わないケースや手ブレ補正の効果を改善した。また、マニュアル写真撮影で「RAW保存(マニュアル写真)」の設定が有効の場合、保存されるRAW画像データの色の忠実性を向上させている。
あわせて、暗い場所で任意の画面操作を行う際に画面がチラつく場合がある、Bluetooth機器を接続して音声通話をする際に相手の声が途切れる場合がある事象を改善する。
アップデートは新しいソフトウェアを自動でダウンロードし、深夜帯(2時〜6時)に書き換えを行う。通知画面で「今すぐ再起動」をタップする、ホーム画面で「アプリ一覧ボタン」→「設定」→「システム」→「システムアップデート」を選択して即時更新も可能だ。更新時間は端末本体 (5G/Xi/Wi-Fi)で約44分、最新ビルド番号は「01.00.06」。
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