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調査リポート

大手キャリアの満足度、LINEMOが総合トップ オンライン/サブブランドのメイン利用が増加傾向

MMD研究所が「2022年9月MNOのシェア・満足度調査」の結果を発表。メイン利用の通信サービスはオンライン専用プランとキャリアサブブランドが増加傾向にあり、うち「UQ mobile」が1.4ポイント増加でトップとなった。

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 MMD研究所は、10月20日に「2022年9月MNOのシェア・満足度調査」の結果を発表した。調査期間は9月17日〜9月22日。

 予備調査では18歳〜69歳の男女4万人、本調査ではMNOを利用している18歳〜69歳の男女2700人を対象とし、本調査の内訳はNTTドコモ、au、ソフトバンク、ahamo、povo、LINEMO、Rakuten UN-LIMIT、Y!mobile、UQ mobileで各300人。

 スマートフォンを所有している3万6535人を対象に、メインで利用しているスマートフォンの通信サービスを聞いたところ、従来プラン、オンライン専用プラン、キャリアサブブランドを合わせた4キャリアの割合は90.1%に。2022年2月の調査と比べるとオンライン専用プランは1.0ポイント、キャリアサブブランドは1.8ポイント増加し、MVNOを契約している割合は9.9%となった。

MMD研究所
メイン/サブで利用しているスマートフォンの通信サービス

 メイン利用しているスマートフォンでMNOを利用している3万2903人を対象に、MNO各サービス割合の推移を調査した。2022年2月と比べて最も増加したのはUQ mobileの1.4ポイント、次にY!mobileの0.6ポイントとなった。

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MNOの利用率の推移

 オンライン専用プランとキャリアサブブランド、Rakuten UN-LIMITを現在メインで利用している1万1483人を対象に、以前利用していた通信サービスを聞いた。オンライン専用プランでは、ahamoはNTTドコモが72.9%、povoはauが68.2%、LINEMOはソフトバンクが37.1%とそれぞれ最多となった。キャリアサブブランドではY!mobileはソフトバンクが43.8%、UQ mobileはauが53.5%、Rakuten UN-LIMITはMVNOが41.0%で最多となった。

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現在利用している通信サービスを契約する前に利用していた通信サービス

 MNO利用者にサービスの満足度を「料金部門」「サービス部門」「通信品質部門」「顧客サポート部門」の4部門で聞いた。部門トップは、料金部門がLINEMO、サービス部門と顧客サポート部門がY!mobile、通信品質部門がahamoで、総合満足度はLINEMOがトップとなった。

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MNOの部門別満足度

 MNOを利用しているユーザーへ、家族や友人に勧めるかどうかで10点満点の点数をつけるNPS(ネットプロモータースコア/顧客推奨度)を算出した。9点から10点をつけた推奨者が16.4%、7点から8点をつけた中立者は39.9%、0点から6点をつけた批判者は43.8%となり、推奨者から批判者を引いたNPSは-27.4となった。サービス別のNPSは、ahamoが-6.3で最も高い結果となった。

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MNOのNPS

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