ニュース
au/UQ mobile/povo携帯電話で一時通信障害 原因は 「パケット交換機の故障」
KDDIの携帯電話サービスで障害。発生は11月1日17時32分頃。すぐに回復したという。
11月1日17時32分頃からau、UQ mobile、povo、au携帯電話のネットワークを利用するMVNOサービスが利用しづらい状況にあった。
KDDIは「音声通信用パケット交換機の一部で故障が発生したことが原因」としている。影響を受けたエリアは東日本の一部で、その後すぐに回復したという。
回復は早かったものの、夕方の時間帯だったこともあり、「つながらない」「障害が起きているのでは?」といったツイートが相次ぎ、「au通信障害」がTwitterトレンドに入った。
KDDIをめぐっては、7月2日から7月5日にかけて起きた大規模通信障害で、約3915万回線に影響が及んだ。障害発生後、復旧に至るまでの情報周知や、その間の通信環境確保など、社会的な問題となっている。
その後もKDDIでは度々通信障害が起きており、KDDIが今後、人工知能で自動回復するシステムの開発に500億円を投資する、という報道もある。詳細は11月2日の決算発表で明らかになる見通し。
関連記事
- KDDI、通信障害で271万人に2日相当分、全ユーザーに200円を返金
KDDIは、7月2日の未明に発生し、約3915万回線に影響を与えた大規模通信障害について、返金内容を発表。約款返金とお詫び返金に該当する人に対し、合わせて73億円を返金する。内容をまとめた。 - au/UQ mobile/povo携帯電話の通信障害は解消 焦点は「再発防止策」と「情報周知」に
KDDIと沖縄セルラー電話における携帯電話ネットワークの通信障害がようやく解消した。それに合わせてKDDIが再度記者説明会を開催し、今後の方針を説明した。 - KDDIの通信障害なぜ長期化した? 過去の障害で得た知見も通用せず
KDDIが7月4日20時に、2日から発生している通信障害について、現状と復旧の見通しを説明した。通信障害の原因はVoLTE交換機の輻輳(ふくそう)だが、負荷低減を行ったにもかかわらず、音声通話が利用しにくい状況が続いていた。調査をしたところ、KDDIが運用しているVoLTE交換機18台のうち、6台が加入者データベースに不要な過剰信号を送信していることが判明した。 - au/UQ mobile/povo携帯電話の通信障害が「ほぼ回復」 ネットワーク試験の検証を実施中
7月2日1時15分頃から発生しているau/UQ mobile/povo携帯電話の通信障害について、KDDIが「全国的にほぼ回復」した旨を告知した。現在ネットワーク試験の検証を行っている所で、本格的な再開(復旧)については別途案内するとしている。 - mineoとJ:COM MOBILE、KDDIの大規模通信障害に伴い返金対応
KDDI回線を利用するMVNOのmineo(オプテージ)とJ:COM MOBILE(JCOM)は大規模通信障害に伴う返金内容を案内している。mineoは具体的な補償内容、時期については、決まり次第別途、案内するとしている。J:COM MOBILEは「J:COM MOBILE A プラン(音声+データ)」を契約する人を対象に、通信障害期間(7月2日1時35分頃から4日15まで=約3日分)に相当する額を返金すると案内。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.