ニュース
衛星インターネット「Starlink」個人向けプラン、西日本からも申し込み可能に
「Starlink」の個人向けプラン「Residential(レジデンシャル)」が、西日本からの申し込みに対応。Starlinkは米Space Exploration Technologies(SpaceX)による衛星通信サービス。Starlinkの通信衛星は高度550kmの低軌道上に配置されており、従来の静止軌道衛星に比べて地表からの距離が65分の1程度となり、大幅な低遅延と高速伝送を実現している。
米Space Exploration Technologies(SpaceX)による衛星通信サービス「Starlink」の個人向けプラン「Residential(レジデンシャル)」が、西日本からの申し込みに対応した。
Starlinkの通信衛星は高度550kmの低軌道上に配置されており、従来の静止軌道衛星に比べて地表からの距離が65分の1程度となり、大幅な低遅延と高速伝送を実現。2020年に海外でサービスを開始し、2022年夏から海上向けサービスも提供している。
10月11日に日本提供が発表された段階では、おおむね渡島半島から関東山地の東側までがサービスエリアだったが、西日本もカバーされた形だ。
なお、エリアやキャパシティを勘案して申し込みは「先着順」となっている。レジデンシャルではアンテナやWi-Fiルーター、ケーブルなどが含まれたハードウェアコストの7万3000円(税込み、以下同)と、月額料金の1万2300円がかかる(※1)。
(※1)30日以内であればハードウェア一式の返品を条件に無料体験可能
関連記事
- 衛星インターネットサービス「Starlink」が日本でサービスイン おおむね渡島半島から関東山地の東側まで利用可能
米SpaceXが提供する衛星インターネットサービス「Starlink」が、ついに日本でも一部地域で利用できるようになった。ハードウェア一式は7万3000円で、それとは別に月額料金が1万2300円必要になる。 - 衛星通信サービス「Starlink」は誰向け? 将来的にはスマホとの直接通信も視野に
KDDIは10月19日、衛星通信サービス「Starlink」に関する記者説明会を実施した。Starlinkは、大量の低軌道衛星で地球上をカバーする米SpaceX社の通信サービス。au網のエリア補完に活用し、将来的にはスマホと衛星の直接通信も視野に入れている。 - KDDI、衛星インターネット「Starlink」を法人や自治体へ提供 2022年内めど
KDDIは、Space Exploration Technologiesと衛星ブロードバンドインターネット「Starlink」提供に関する契約を締結。国内の法人企業や自治を対象に、2022年内の提供開始を目指す。 - へき地の基地局における通信品質を改善 KDDIがauネットワークに衛星ブロードバンド「Starlink」を採用
KDDIが、米SpaceXが提供する衛星ブロードバンドサービス「Starlink」をau基地局のバックホール回線の1つとして採用する。山間部や島しょ部など、光ファイバーの敷設が難しい場所に設置された基地局において、通信品質の向上が期待される。 - 高橋社長、auの発表は「別の機会にお届けしたい」
KDDIが9月13日に開催した発表会では、5Gのエリア拡充やpovoのアップデートが主な内容だった。auについては近々、大きな発表があるという。新機種や料金プラン改定が発表されるかもしれない。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.