Androidスマホの弱点は「サポート期間」 改善は進むのか?:Mobile Weekly Top10
iPhoneと比べると、Androidスマートフォンは製品寿命が短い傾向にあります。その大きな理由として、OSやセキュリティパッチのアップデート期間が短いことが挙げられます。なぜそのようなことになるのでしょうか……?
ITmedia Mobile Weekly Access Top10
2022年10月27日〜2022年11月2日
- Androidスマートフォンの“寿命”がiPhoneよりも短い理由
- Pixel 7発売後でも「Pixel 6a」を買うべき理由 外観からAI、カメラまでをじっくり検証
- au PAYとPontaのキャンペーンまとめ【10月30日最新版】 最大40%や3000ポイント還元に注目
- Xiaomiの「Redmi Note 10T」や「Xiaomi Pad 5」が特価に Amazonタイムセール祭り
- マイナンバーカード機能のスマホ内蔵で何が変わる? 「誤解」と「期待されること」
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ITmedia Mobileにおける1週間の記事アクセス数を集計し、その上位10記事を紹介する「ITmedia Mobile Weekly Top10」。今回は2022年10月27日から2022年11月2日までの7日間について集計し、まとめました。
今回の集計期間におけるアクセス数の1位は、Androidスマートフォンの製品寿命がiPhoneと比べると短い傾向にある理由を解説する記事でした。
iPhoneはハードウェアだけでなくOSも同じメーカー(Apple)が開発していることもあり、OSのサポート期間が非常に長いことが特徴です。OSの新機能や機能改善とハードウェアのスペックが釣り合っているかどうかはさておき、長期間に渡り最新OSを使えるという安心感があります。
一方で、Androidスマホはメーカーによって採用するプロセッサが異なる他、バージョンアップした後の動作検証に時間とコストが掛かることもあり、OSバージョンアップはよくて2〜3回、場合によっては1回も行わずに製品の寿命を終えるケースもあります(最近は、さすがに1回もバージョンアップしない端末はごく少数になりましたが……)。これが、Androidスマホの“弱点”なのです。端末を下取りに出す場合の下取り(買い取り)価格が安い傾向にあるのも、製品としての「鮮度」が早く低下してしまうことが原因です。
そのような状況を受けてか、最近はAndroidスマホもOSアップデートやセキュリティの更新を長期間行うことをアピールするメーカーが徐々に増えてきました。その走りといえばシャープですが、最近はサムスン電子やGoogleも仲間入りしています。そのせいかどうかは分かりませんが、これらのメーカーでは最近のモデル(特にハイエンド)は下取り価格が(以前と比べると)下がりにくくなったようにも思えます。
とはいえ、iPhoneと比べると「もうひと声」と言いたくなる場面もあります。メーカーによる“温度差”も気になる所です。せめて、セキュリティ更新をしっかりやって“安心できる”スマホを作ってほしいと切に願うところです。
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