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コカ・コーラ独自の自販機電子マネー「Coke ON Wallet」が11月下旬に始動 先行体験してみた:チャージ額の10%を還元するキャンペーンも(2/2 ページ)
日本コカ・コーラが、インフキュリオンと協力して独自のプリペイド電子マネーサービス「Coke ON Wallet」の提供を開始する。その名の通り「Coke ON Pay」に対応する自動販売機で利用できる電子マネーで、商品の購入や残高チャージによってポイントがたまる仕組みも導入されている。
実際の使い勝手はどう?
サービス開始に先立って、日本コカ・コーラはCoke ON Walletの先行体験会を開催した。その模様を簡単にお伝えする。
Coke ON Walletは「Coke ON Pay」の支払方法の1つとして登場
Coke ON Walletは、Coke ONアプリにおけるCoke ON Payの支払い方法の1つとして登場する。初回の設定時はチャージに利用する金融機関の口座を指定する必要があるので注意しよう。
初期設定が完了した後は、Coke ON Payの支払い方法として「Coke ON Wallet」を指定すれば利用準備は完了だ。
買い方は従来のCoke ON Payと同じ
一度設定すれば、購入方法は今までのCoke ON Payを使った購入と同様である。
- スマホでCoke ONアプリを起動する
- スマホをCoke ON対応自動販売機に近づける
- 自動販売機のデータ読み込みが終わったら「Coke ON Pay」のタブを選ぶ
- 購入したい商品をタップする
- 表示されたカードをスワイプして少し待つ
- 自動販売機から商品が出てくる
Coke ON Payに対応した自動販売機なら「Day 1」から利用可能
繰り返しだが、Coke ON WalletはCoke ON Payの支払い方法の1つとして登場する。そのため、Coke ON Payに対応している自動販売機であれば、サービス開始日から利用できるという。
Coke ON Payに対応している自動販売機は、全国に約42万台あるという。近くに対応自動販売機があるという人は、試しに使って見るのも“アリ”だろう。
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