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2022年を振り返る(2月編):タフネスの代名詞「G'zOne」が復活することはあるのか?Mobile Monthly Top10

1年間でよく読まれた記事を月単位で振り返る「Mobile Monthly Top10」。2022年2月もスマホ決済に関する記事がよく読まれました。そんな中で注目したいのが、かつてのタフネスケータイの

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 2022年も、残りわずかとなりました。ITmedia Mobileのアクセスランキングを月単位でチェックしつつ、この年を振り返っていこうと思います。今回は、2月における記事のアクセス数のトップ10を紹介します。

G'zOne TYPE-XX
KDDIが企画し、カシオ計算機の協力の下で京セラが製品化した「G'zOne TYPE-XX」

 1月と同様に、2月もスマートフォン決済のキャンペーンをまとめた記事が多く読まれました。アクセス数の1位、2位、4位、5位に入りました。

 スマホ決済に関する記事が人気を集める中、アクセス数の10位にはau(KDDIと沖縄セルラー電話)が2021年12月に発売した「G'zOne TYPE-XX」に関するインタビュー記事が入りました。

 G'zOne TYPE-XXは、「G'zOne」ブランドの20周年を記念して誕生したケータイ(フィーチャーフォン)です。G'zOneはカシオ計算機が保有するブランドで、その“復活”には同社の協力が欠かせません。しかし、同社は2013年をもって携帯電話端末事業から撤退しています(参考記事)。そこでKDDIはカシオ計算機に打診をし、実際の設計と生産を京セラが請け負うという形で“復活”を果たすことになりました。

 G'zOneブランドはタフネスさを強みとしており、「これがあるからこそauを使い続けている」という人も少なからず存在します。それだけに、カシオ計算機の事業撤退はユーザー視点でも“痛い”出来事でした。事実上の後継として、京セラから「TORQUE(トルク)」ブランドのスマホやケータイがリリースされますが、それでも「G'zOneは……?」という声は少なからずあったようです。いろいろなタイミングが“ピッタリ”と合ったことで、G'zOneは見事に復活したことになります。

 そんなメモリアルモデルであるG'zOne TYPE-XXは、つい先日に発売から1周年を迎えました。最近は「見た目はスマートでも頑丈」という端末も登場している中、見た目からして“タフネス”を貫いたG'zOneが再び復活する日は来るのでしょうか……? TORQUEも最新モデルの登場から2年弱となるので、そろそろ……。

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