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西日本エリアで相次いだ「spモード障害」 それぞれ「設備故障」と「工事不具合」が原因か
12月17日と20日に相次いで起こったNTTドコモの西日本エリアにおける「spモード」の通信障害。17日は設備の故障、20日は工事に伴う不具合が原因であることが判明した。詳細な原因は引き続き調査中だという。
NTTドコモは12月23日、同月17日と20日に西日本エリアで発生した「spモード」の障害について、原因調査の途中経過を公表した。詳細な原因は、引き続き調査を続けているという。
17日の障害は約240万人に影響 「設備故障」が検知されず
12月17日7時50分から12時53分まで発生した障害は、約240万人に影響したという。
spモードのネットワーク設備(サーバ)はユーザーの所在する地域によって接続先が変わるようになっているが、この障害は西日本エリアに所在するユーザーを収容する設備に故障が発生し、その際に故障検知が正常に働かなかったことで予備装置への切り替えが自動的に行われなかったために起こったという。
20日の障害は約70万人に影響 「工事不具合」への対応に時間を要する
12月20日1時10分から3時12分まで発生した障害は、約70万人に影響したという。
この障害は、spモードの関連設備の増強工事中に不具合が発生したことが原因で、その際の切り戻し作業と当該設備の迂回(うかい)措置が完了するまでの間につながりづらい状況になったという。
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