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Hamee、新キッズスマホ「Hamic MIELS」発表 電池が切れても居場所を検知可能
Hameeは、1月17日にキッズスマホ「Hamic MIELS」の先行クラウドファンディングを開始。電池切れでも一定期間動作するビーコンを内蔵し、端末同士での互いの見守りや、専用アプリを使った地域住民での見守りも可能とする。
Hameeは、1月17日にキッズスマホ「Hamic MIELS」の先行クラウドファンディングをCAMPFIREで開始した。プロジェクト期間は2月28日までで、30%オフになる台数限定超早割などのリターンを提供する。
本製品は2021年2月に発売した小学生向けキッズスマホ「Hamic POCKET」よりサイズを拡大し、見守り機能を強化した端末。ottaと共同開発した「MIELSシステム」を搭載し、保護者は子どもの位置情報や行動履歴などの確認の他、設定した「見守りスポット」への到着通知を受け取れる。
端末同士での互いの見守りや、専用アプリをインストールした地域住民による見守りも可能。ottaのサービスを導入する一部自治体では公共施設や地域のタクシーでも接触情報や通過情報が記録され、街全体で子どもを見守れる仕組みとなっている。
電池が切れた後も一定期間動作するビーコンを内蔵し、集まった接触情報や通過情報をもとに端末の位置情報を割り出すことが可能。緊急時に防犯ブザーのひもを引くと大音量のアラームが鳴り、保護者にGPS情報を通知する。また、防犯ブザー作動時に20秒周囲の様子を録音して保護者に知らせる機能も搭載し、緊急事態なのか誤った操作なのか確認できるようになった。
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