スマートウォッチ「OPPO Band 2」レビュー:8480円で充実のヘルスケア機能、盤面を“着替える”楽しさも(2/3 ページ)
活動量計として豊富な機能を備え、文字盤デザインも楽しめるスマートウォッチ「OPPO Band 2」をレビューする。
ウオーキングは自動記録、100種類以上のスポーツに対応
ワークアウトでは、ランニングとウオーキング、筋トレのローイング、エリプティカルの4項目については、活動を認識して自動で記録できる。3分程度の徒歩移動時に「ウオーキング」として記録が開始されることが多く、日常生活の中での外出など、細かい活動もしっかり記録に残せる。
この4種類以外の活動は、あらかじめ時計上で選んでワークアウトを記録する方式で、野球、サッカーから水泳、アイスホッケー、ダンス、ヨガ、犬の散歩に至るまで、100種類以上のスポーツの記録に対応している。
なお、OPPO Band 2はGPSを搭載していない。ランニングなどの移動履歴を記録したい場合は、スマホを持ち歩けばアプリ上で記録することが可能だ。
スマホ連携機能はシンプル
OPPO Band 2はBluetoothを通じて、スマートフォンの「HeyTap Health」アプリと連携する。アプリでは時計の盤面をカスタマイズしたり、詳しい活動記録を参照したりできる。活動量計の記録はアプリを通じて、Appleの「ヘルスケア」やAndroidの「Google Fit」にも同期できる。
一部の機能は、スマホを併用する必要がある。例えば、OPPO Band 2はGPSを搭載していないが、スマホの位置測位機能をもとにワークアウトの経路を記録できる。睡眠時の「いびきの分析」もスマートフォン併用すれば記録可能だ。
この他、スマホの通知や着信の通知、カメラのシャッターや再生中の音楽をコントロールにも対応する。
メッセージ通知はアプリ指定に対応しており、例えばLINEアプリのみ表示するようにも設定できる。通知のテキスト部分は全文読めるが、画像付きの通知などは省略され、絵文字は文字化けして正しく表示されないようだ。また、通知をタップしてもスマホ上のアプリを開くことはできない。
スマホの着信は通知されるが、OPPO Band 2本体で応答することはできない。ただし、着信を拒否したい場合には画面上のボタンで操作できる。
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