調査リポート
子どものスマホ利用料金「3000円未満」が増加、保護者の「高いと思う」が減少 ドコモ調べ
NTTドコモのモバイル社会研究所は、2022年11月に子どものスマホ利用に関する調査を実施。スマホ利用料金は「3000円未満」が増加し、中学生の保護者の意識は 「高い」が減少している。
NTTドコモのモバイル社会研究所は、3月9日に「子どものスマホ利用に関する調査(2022年11月)」の結果を発表した。調査対象は関東1都6県の小学生/中学生とその親で、有効回答数は500。
小学生/中学生の利用料金は2019年に比べて「3000円未満」が増加傾向にあり、特に中学生は2019年と比較すると「3000円以上」が約6割から約4割へ減少。小学生は3000円未満が約9割、3000円以上は約1割と中学生より安い傾向となっている。
子どもの利用料金対する保護者の意識は、中学生は2019年と比較すると「高いと思う」が2019年の41%から24%と17ポイント減少。「安いと思う」「普通だと思う」は、合わせて76%となった。小学生は「安いと思う」と「普通だと思う」が86%で、中学生より10ポイント高くなっている。
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