調査リポート
友人との連絡手段はLINEが7割、「直接会う」は増えた? ドコモ調査
NTTドコモのモバイル社会研究所が「スマホ・ケータイ所有者のコミュニケーション状況(2023年1月)」の調査結果を発表。友人と日常会話で「直接会う」がやや増加し、10代は「ビデオ通話」が約2割となった。
NTTドコモのモバイル社会研究所は、3月20日に「スマホ・ケータイ所有者のコミュニケーション状況(2023年1月)」の調査結果を発表した。対象は全国15〜79歳の男女で、有効回答数は6559。
友人と日常会話をするコミュニケーション手段は「LINEでのメッセージ」が7割超に。「直接会って伝える」を年代別で見ると10代が52.5%、20代が46.5%、30代が40.3%と若年層ほど高い傾向にある。
全体で見ると、新型コロナウイルス感染拡大前の2019年1月調査では37.7%、2020年1月は37.6%だったが、コロナ禍の2021年1月には31.7%、2022年1月には31.6%まで落ちている。一方、2023年1月は34.5%にやや増加した。
また、友人と日常会話で「ビデオ通話」の利用と答えたのは全体の6.2%と1割以下となった。年代別では10代は約2割、20代は1割超が利用している。
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