「HORIE MOBILE」の独自特典に魅力感じるのは少数派 ロケホンが調査
IoTコンサルティングは4月4日、格安SIMやスマートフォンの最新情報を発信するメディア「ロケホン」で、「HORIE MOBILE(ホリエモバイル)」に関する調査結果を発表。集計期間は2023年3月30日から2023年4月2日まで。対象はインターネットアンケートの20代以下から60代以上の男女500人となっている。
IoTコンサルティングは4月4日、格安SIMやスマートフォンの最新情報を発信するメディア「ロケホン(https://rokemoba.com/smartphone/)」で、「HORIE MOBILE(ホリエモバイル)」に関する調査結果を発表した。
集計期間は2023年3月30日から2023年4月2日までで、対象はインターネットアンケートの20代以下から60代以上の男女500人となっている。
HORIE MOBILEはホリエモンこと堀江貴文氏とMVNOで「X-mobile」を展開するエックスモバイルが立ち上げた新サービスブランド。月額3030円(税込み、以下同)で、月間データ容量20GBに1回5分までの定額通話や、「ZATSUDAN」「Voicy」をはじめとした、堀江氏のビジネス、政治、経済などの情報を取得可能なデイリーホリエニュースなどの特典が付く。
現在利用中のサービスについての質問に対しては以下のような回答となった。MNOの利用者は多いが、サービス開始直後のHORIE MOBILEは1人と少ない。
- ドコモ:86人
- 楽天モバイル:68人
- Y!mobile:63人
- au:61人
- UQ mobile:49人
- ソフトバンク:45人
- ahamo:34人
- povo:18人
- OCNモバイルONE:18人
- mineo:16人
- LINEMO:15人
- IIJmio:8人
- NUROモバイル:4人
- 日本通信SIM:3人
- BIGLOBEモバイル:3人
- y.u mobile:2人
- NifMo:1人
- イオンモバイル:1人
- HORIE MOBILE(ホリエモバイル):1人
- DTI SIM:1人
- b-mobile:1人
- その他:2人
そんなHORIE MOBILEを知っている、と答えた人は45人。一方で知らない、もしくは聞いたことがないと回答した人は351人だった。
続いてHORIE MOBILEの何が魅力か、という問いではHORIE MOBILEならではの特徴よりも、料金設定やデータ容量の繰り越し、といった点に魅力を感じた人が多かった。
- 20GBで5分かけ放題が付き、月額3030円という料金設定:148人
- データ容量が余った場合は翌月まで繰り越せる:78人
- ドコモ回線を利用している:46人
- 最低利用期間がなく、解約事務手数料が発生しない:45人
- 10分や時間無制限のかけたい放題オプションがある:30人
- 5G通信が利用できる:26人
- 堀江貴文氏の有料コンテンツを無料で利用できる:26人
- 店舗でも申し込めて、サポートも受けられる:23人
- 1GBあたり550円(税込)で、データチャージができる:16人
- トークンやWeb3.0のような次世代のサービスが提供予定:8人
- かけたい放題の時間超過後が30秒21.89円なので、他キャリアより安い:5人
- フィルタリングサービスがあるので、子どもの利用でも安心:4人
- その他:45人
HORIE MOBILEの特徴を知った上で、申し込みたいかどうか、という質問に対して、251人が申し込む予定はない、と回答したが、243人が検討したい、6人が申し込みたい、と回答した。
ではどんな特徴や魅力があれば、HORIE MOBILEに申し込むのか聞いたところ、以下のような回答となった。分かったのは複数の料金プランや、家族割引などの回線割引を希望する人がいることだ。
- 豊富な料金プラン:219人
- 家族割やセット割などの割引サービス:109人
- 追加したデータ容量も翌月まで繰り越せる:42人
- 2時間の制限がない「かけたい放題フル」の提供:36人
- 端末の販売:36人
- オンラインでの申し込みでも口座振替で登録できる:27人
- 18歳未満でも契約できる:4人
- その他:27人
なお、HORIE MOBILEでは50GBの大容量プランの提供を予定している。それに関連してロケホンが毎月50GBの必要なのか聞いたところ、7割が使わないと思う、と回答した。
- 使わないと思う:350人
- 使う月もあるかもしれない:105人
- 使う:45人
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