タイパ意識が高い人ほど使う「モバイルオーダー」 改善点は?
New Innovationsは4月6日、タイムパフォーマンス(タイパ)とモバイルオーダーに関するアンケートの調査結果を発表した。回答者の約半数がタイパを意識し、意識が高い人ほどモバイルオーダーを利用しているという。
New Innovationsは4月6日、タイムパフォーマンス(タイパ)とモバイルオーダーに関するアンケートの調査結果を発表した。回答者の約半数がタイパを意識し、意識が高い人ほどモバイルオーダーを利用しているという。回答者数は400人で、20〜50代の男女としている。
「日常生活でタイパを意識するか」という質問には、「とても意識している」(15.75%)「やや意識している」(39.25%)と、約半数が意識しているという回答だった。
「モバイルオーダーを利用したことがあるか」という質問では、全年代で「利用したことがある」と答えたのは41.8%だった。20代では60%、50代では28%で、若い世代にモバイルオーダーの利用者が多いことが分かった。
モバイルオーダーの利用のある/なしで「タイパを意識するか」を尋ねたところ、利用したことがあり「タイパをとても意識している」と回答した人は65.1%にのぼった。一方で「全く意識していない」と回答した人は、利用したことがある人が27.6%、利用したことがない人が72.2%で、タイパを意識する人ほどモバイルオーダーを利用する割合が高いといえる。
モバイルオーダーのメリットについては、「注文するまでの待ち時間が減る」(57.3%)が最も多く、「会計をするまでの待ち時間が減る」(38.3%)「商品が提供されるまでの待ち時間が減る」(37.0%)と続き、時間に対するメリットを感じている回答者が多かった。
「モバイルオーダーはタイパがいい」と思っている回答者は「とても思う」(20.8%)「やや思う」(41.5%)と、約6割の回答者が「いい」と回答した。
モバイルオーダー時の経験(複数回答)については、「受け取りが混んでいて待ち時間が発生した」(38.3%)「指定時間に商品ができておらず待ち時間が発生した」(29.3%)といった回答があり、時間に対する回答が目立った。
モバイルオーダーの改善点(複数回答)には、「会員登録など事前の設定の簡略化」(27.5%)「利用できる店舗の増加」(25.0%)といった回答があったが、前回2020年9月の調査と比べて減少傾向にあった。対して、単一回答となる「改善してほしいことはない」については28.8%(前回4.9%)と大きく伸びており、店舗側の改善やユーザーへの浸透がみられる結果となった。
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