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Apple、「iOS 16.4.1」配信 「悪用された可能性がある」脆弱性にも対処
AppleはiPhone向けに「iOS 16.4.1」の配信を開始した。2件のバグ修正と2件の脆弱性修正が行われる。脆弱性は「悪用された可能性がある」ものだ。
米Appleは4月7日(現地時間)、iOS、iPadOS、MacOS、Safariの更新配信を開始した。本稿ではiPhoneの「iOS 16.4.1」のバグ修正とセキュリティ修正について紹介する。
バグ修正は以下の2点。数日前に「天気」アプリの不具合が話題になったが、それについての修正はない。おそらくサーバ側の修正で解決したものとみられる。
- 押している手の絵文字でスキントーンの選択肢が表示されない問題
- Siriが応答しないことがある問題
セキュリティ関連では、2件の脆弱性が修正された。Appleはいわゆる危険度を表示しないが、この2件はいずれも「Apple では、この脆弱性が悪用された可能性があるという報告について把握しています。」というものだ。
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