ドコモの「データ詰まり(パケ詰まり)」が起こったらどうする? 夏までにどうにかなる?:Mobile Weekly Top10
人口密集地を中心に問題となっている、NTTドコモの「データ(パケ)詰まり」。同社は夏までに対策を講じるしていますが、それを待てない場合はどうすればいいのでしょうか……?
ITmedia Mobile Weekly Access Top10
2023年6月8日〜2023年6月14日
- 夏までに待てないあなたに――ドコモの「データ詰まり」問題 今すぐできる対策まとめ
- 「Pixel 7a」がいきなり実質24円? 巧妙な“端末値引きのカラクリ”を解説
- 「Xperia 1 V」開発陣に聞く“ハイエンドスマホの売り方” 約20万円でもターゲットは明確
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ITmedia Mobileにおける1週間の記事アクセス数を集計し、その上位10記事を紹介する「ITmedia Mobile Weekly Top10」。今回は2023年6月8日から2023年6月14日までの7日間について集計し、まとめました。
アクセス数の1位は、都市部に住んでいるユーザーを中心に問題になっている「ドコモ(と同社回線を利用するMVNOサービス)のデータ通信」への対応策をまとめた記事でした。
この記事に対するSNSの反応を見てみると、この現象で困っているドコモユーザーが結構多いことが伺えます。人口の多い都市部を中心に発生しているので、当然といえば当然ですが……。我慢ならず「他キャリアの回線も契約した」「他キャリアに乗り換えた」という反応もちらほら見られます。
反応の中で、恐らく5Gスマートフォンユーザーだと思うのですが「スマホの接続モードを4G(LTE)にすればいい」という反応もありました。この対策は、一見すると正しいようにも思えます。事実、5Gエリアの端部(いわゆる「セルエッジ」)にいる場合など、5Gの通信品質が低下しているシーンでは、この対策は実に有効です。
しかし、現在ドコモで発生しているデータ通信にまつわる問題は、セルエッジではなく特定のLTEバンド(周波数帯域)に接続が集中してしまっていることが原因の1つです。理論的には5G端末だけではなく、LTE(Xi)端末も影響を受ける状況で、5Gを無効にすることは決定的な解決策とはなり得ません。
ただし、いったん電波をオフにして接続し直すこと自体は、通信状況の改善につながり得ます。というのも、接続し直すと、接続が集中して“いない”バンドへとつなぎ直してくれる可能性があるからです。困った際は、一度機内モード(フライトモード)をオンにして、少したってからオフにしてみるといいかもしれません。
とはいえ、抜本的な解決には「5G基地局の増設(≒5G端末のオフロード先の確保)」と「LTEの特定バンドへの接続集中の緩和」が求められます。後者については、2023年夏までに基地局側の制御を順次変更していくそうですが、果たして間に合うのでしょうか……?
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