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MetaのSNS「Threads」で何ができる? Twitterに似て非なる新勢力を解説(2/3 ページ)
7月6日から日本でも利用可能になった米Metaの「Threads(スレッズ)」。Instagramの基板を活用したテキストベースでやり取りができる新たなSNSだ。Threadsで何ができて、何ができないのかを整理した。
Threadsでできること
1回につき投稿できる文字数は最大500文字。URL、写真、最大5分の動画をテキストとともに投稿できる。
Threadsに投稿した内容はInstagramの自分のストーリーにシェアできる他、別のプラットフォームでシェアすることも可能だ。
投稿の下に表示されるボタンの役割は次の通りとなる。
- いいね
- コメント
- 再投稿/引用
- シェア
一度フォローした場合でもフォローを解除したり、ブロックしたりできる他、ミュートや報告も行える。誰が自分に対して言及したり返信したりできるかを、「全員」「フォローしている人」「メンションできない」から選び、コントロールすることも可能だ。
このような仕様とした理由について、Metaは「Threadsにおいても他のプロダクトと同じ考え方をしている。利用者の安全について真摯に考えているためである」と説明している。あわせて、Metaは2016年以来、利用者の保護を目的に、必要なチームとテクノロジーに160億ドル以上を投資していることも明らかにしており、ユーザーやコミュニティの保護に努めている旨を伝えている。
ガイドラインに順守した投稿やコミュニティーの場とする
アプリ内のコンテンツとユーザー同士の交流については、Instagramの「コミュニティガイドライン」を適用するという。なお、同ガイドラインにはこのような記載がある。
- 写真や動画は、自分で撮ったか、共有する権利を得ているもののみをシェアしてください
- 多様なオーディエンスに配慮した写真と動画を投稿してください
- 有意義で誠実なやり取りを大切にしてください
- 法律を守ってください
- Instagramコミュニティの他のメンバーを尊重しましょう
- 利用者同士が支え合う環境を大切にし、自傷行為を美化するような投稿は避けてください
- 報道の対象となるような出来事について投稿するときは、慎重に行ってください
※黒色の太字で書かれた内容を抜粋
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