速報
Windows PCとAndroid端末でファイルをやり取りする「ニアバイシェア」が正式版に
Googleは、3月にベータ版としてリリースしたWindows PCとAndroid端末でフィアルを送受信するアプリ「Windows版ニアバイシェア」を正式版にしたと発表した。新機能も追加された。
米Googleは7月19日(現地時間)、3月からβ版として提供している、ファイルや写真をAndroid端末とWindows PCの間で送受信できるアプリ「ニアバイシェア」のWindowsアプリが正式版になったと発表した。
ニアバイシェアは、2020年にAndroid端末間のファイル送受信機能として発表されたもの。利用するには、送受信先の端末と同じWi-Fiネットワークに入り、Bluetoothと位置情報を有効にしておく必要がある。
Windows版はMicrosoftストアではなく、Googleの専用Webページからダウンロードするようになっている。筆者はβ版を一端削除してから再インストールしたのだが、なぜか「ベータ版」と表示される。それでも、テキストや画像、URLなどの送受信を問題なく行えた。
正式版になるに当たり、2つの新機能が追加された。ファイル転送が完了するまでの推定時間の表示と、端末内に受信した画像のプレビューが表示される機能だ。
Googleは、米HPなどのパートナーと提携し、一部のWindows PCにニアバイシェアアプリをプリインストールする計画という。
WindowsとAndroid(およびiPhone)とのファイルの送受信は、米Microsoftが提供する「スマートフォン連携」アプリでも可能だ。
関連記事
- Androidの「ニアバイシェア」、Windows版βアプリでPCともファイル共有可能に
近くにあるAndroid端末同士でファイルを送受信できる機能「ニアバイシェア」のWindowsアプリがβ版としてリリースされた。要件を満たすPCとAndroid端末で写真やリンク、ドキュメントなどをやり取りできる。 - Androidの「ニアバイシェア」で画像や動画を簡単にシェアする方法
Android端末には、2020年に実装された「ニアバイシェア」という機能がある。これを使えば、同じ機能を有効化したAndroid端末と画像や動画の共有が可能だ。 - Google、「AirDrop」競合機能の改善など複数のAndroid新機能を紹介
GoogleがAndroid端末に今後追加する予定の複数の新機能を紹介した。ニアバイシェアの改善やGoogle Meetの新機能もある。Wear OSにはGoogle Keepのタイルが追加される。 - AndroidにiOSの「AirDrop」のようなコンテンツ共有機能「周辺ユーザーとの共有」追加
Android端末に、iPhoneの「AirDrop」のようなコンテンツ共有機能が追加された。Android 9まであった「Android Beam」とは異なり、BluetoothやWi-Fiなど最適な方法を自動選択して共有する。将来的にはChromebookとも共有できるようになる。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.