スマホの充電もできる「ハンディファン」の選び方 ただし炎天下での利用には注意
連日の猛暑で移動するだけでも一苦労という人も多いだろう。そんなときに便利なのが「ハンディファン」だ。さまざまな形状がある中でどんなものを選べばいいのか、いくつか紹介しよう。
新型コロナウイルス感染症が5類感染症に移行したとことを受け、自粛気味だった各種イベントが数年ぶりに開催されるなど、アクティブに活動する機会が増えて来ました。しかしながら、夏真っ盛り。連日の暑さで移動するだけで一苦労という人も多いのではないでしょうか。そんなときに便利なのが、いまではすっかり見慣れたものになったハンディファンが活躍してくれます。
最近では大容量のバッテリーを内蔵し、スマートフォンの充電にも使える製品が増えてきており、外出先でスマートフォンを利用する機会が多い人にもぴったりでしょう。
そこで今回は、ハンディファンの選び方や、おすすめの製品をいくつかピックアップしてみたいと思います。
ハンディファンの選び方
手で持つもの、首にかけるもの(これをハンディと呼ぶかは悩ましいところですが、ここでは通称としてハンディファンとしておきます)、腰に着けられるものなど、さまざまな種類があるハンディファン。どういったタイプを選べばいいのか迷うところですが、基本的には自分の使い方、行動スタイルで選べば問題ありません。
例えば、外出時に両手を開けておきたいという人なら、首にかけるタイプや腰に着けられるものがおすすめ。必要なときに顔に直接風を当てたいということなら、片手で持って使うオーソドックスなタイプがいいでしょう。あわせて、机上に置いて使えるようにスタンド機能を内蔵したものであれば、出先でさっと机上に置くことも可能です。こうした付加価値も考慮すると、選択する製品が絞れると思います。
また、基本的には風量が強いほど涼しく感じますが、音が大きくなったり、バッテリーの持ちが悪くなったりというデメリットもあります。大まかに強・中・弱といった風量切り替えしかできないものが多いですが、中にはより細かく調整できる製品もあります。少しでもバッテリーの持ちをよくしたいという場合は、こうした製品を選ぶといいでしょう。
ハンディファンを利用する上での注意点
風が気持ちいいハンディファンですが、真夏の炎天下での利用には注意が必要です。外気温が高い状態で使用すると、単に熱風を吹き付けるだけとなり、かえって体温調整機能を狂わせる原因にもなりかねません。風を受けて体感的には涼しさを感じるかもしれませんが、体温に近い熱風を浴び続けるのが体によくないのは想像に難くないでしょう。
これを防ぐためには、ミスト機能を備えた製品がおすすめです。風と一緒に細かなミストを放出するというもので、その気化熱で周囲の温度を下げてくれます。
ただ、今回筆者が調べた範囲では、ミスト機能とモバイルバッテリーの両方の機能を持っている製品を見つけることができませんでした。ミスト機能がない場合には、首にぬれタオルを巻いておくだけでも効果があるようなので、適宜工夫をして乗り切りましょう。
Amazonで購入できる、充電機能付きハンディファン
以下は、Amazonで見つけたモバイルバッテリー機能を搭載しており、スマートフォンへの給電にも対応したハンディファンの一例です。ここで紹介したものがベストというわけではなく、あくまでもこういう製品があるという紹介です。これらを参考に、自分にあった製品を探してみてください。
Anktecのハンディファンは、モバイルバッテリー部とファンの部分が分離できるのが特徴です。このファン部はUSB Type-A端子になっているので、USB充電器などに挿して利用することもできます。
Eaimiuのハンディファンは、比較的オーソドックスなスタイル。ストラップを付けて首にぶら下げて使うこともできます。
こちらはちょっと変わったスタイルのハンディファン。首掛け式にもできる他、折りたたんで机上でも利用可能。その場合、スマートフォンスタンドとしても使えるのが便利です。
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