Samsung、「iPhoneを2台並べてGalaxy Z Fold5を疑似体験してみよう」

Samsung Electronicsは、間もなく日本でも発売する折りたたみ端末「Galaxy Z Fold5」をiPhoneユーザーが疑似体験できるようにした。iPhoneでGalaxyを体験するWebアプリを更新し、これをインストールした2台のiPhoneを並べてGalaxy Z Fold5の見開き画面の広さを体験できるというものだ。

[佐藤由紀子，ITmedia]

　韓国Samsung Electronicsは8月21日（現地時間）、7月に発表した折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold5」の大画面を米AppleのiPhoneで疑似体験できるようにしたと発表した。iPhoneでGalaxyを体験するためのWebアプリ「Try Galaxy」のアップデートで実現した。

2台のiPhoneでQRコードを読み取ることでWebアプリを起動できる

　Galaxy Z Fold5を開いた状態の7.6型ディスプレイでのゲームプレイや、マルチウィンドウを体験できるという。

Galaxy Z Fold5をの7.6型ディスプレイ

　体験するには、2台のiPhoneが必要だ。それぞれのiPhoneでWebアプリをインストールしてホーム画面にアプリを追加して起動し、1方のiPhoneで生成したコードをもう1台のiPhoneで受信する。これでGalaxy Foldの大画面をシミュレートできるようになる。

iPhoneを2台並べて大画面を疑似体験

　実際には多様なアプリを試せるわけではなく、動画が表示されるというものだ。

　Samsungはこれまでも頻繁にAppleに喧嘩を売るようなマーケティングを行ってきた。Flipシリーズを立ち上げてからは、iPhoneに折りたたみモデルがないことを揶揄するような広告を出してもいる。

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