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「Pixel 8 Pro」の温度センサーはどうやって使う? 実際に試してみた(2/2 ページ)

Googleの新型スマートフォン「Pixel 8 Pro」。AIの進化で撮影機能などが強化された。温度センサーも追加されたが、その使い勝手はいかほどか。

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サーモグラフィーの方がより視覚的に分かる

 Pixel 8 Proの温度センサーは温度を計測するには十分かもしれないが、スマートフォンやPCの熱のチェックには物足りない。物体から放射される赤外線を分析して、温度の分布を図で表すことが可能なサーモグラフィーの方がより視覚的に分かるし、示される図は色分けされるため、どの部分の熱が高いのか、あるいは低いのかが分かりやすい。

 また、Pixelシリーズのセンサーといえば、かつて「Pixel 4」がレーダー技術「soli」を活用し、画面に触れずに操作ができる「Motion Sense」機能を搭載。センサーに手を近づけたり、手を振ったりする動作に反応する仕組みだったが、soliレーダーが使用する60GHz周波数帯の電波の使用が認められるまでに時間がかかり、日本での提供に時間がかかった経緯がある。

 そうした事情があってか、その後のPixelには搭載されていない。センサーを活用した機能が継続的に採用され続けた例は少ないため、Pixel 8 Proの温度センサーも今後、継続性のあるものなのかどうかは分からない。

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