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「Xiaomi 14 Pro」レビュー:ライカ監修のカメラがさらに進化、誰もが簡単に“写真作品”に昇華できる(3/4 ページ)

早くも第4弾となる「Xiaomi 14シリーズ」が登場した。今回は中国向けの上位モデルである「Xiaomi 14 Pro」を手にする機会を得たので、レビューする。Qualcommの最新プロセッサ「Snapdragon 8 Gen 3」を採用し、ISP性能やAI性能が向上したことでカメラ性能の向上にも大きく寄与している。

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 Xiaomi 14 Proで撮影した作例は以下の通り。Xiaomi 14 Proではデフォルトのウオーターマークに画角が表示されるので、そちらを参考にしてほしい。

Xiaomi 14 Pro
Xiaomi 14 Pro
Xiaomi 14 Pro
Xiaomi 14 Pro
センサーがやや小型になったこともあり、Xiaomi 13 Proと比較するとボケは控えめとなった。最短撮影距離も少し短くなったので、一般的な機種同様に使いやすくなった形だ
Xiaomi 14 Pro
Xiaomi 14 Pro
Xiaomi 14 Pro
Xiaomi 14 Proの夜景モードは強力だ。どちらかというと黒をハッキリ出すチューニングのため、メリハリが感じられる
Xiaomi 14 Pro
Xiaomi 14 Pro
可変絞りについては多くの場面で効果的だ。料理の撮影時は暗い場面を除いて絞り開放で撮影することはなく、使い勝手はかなり向上した
Xiaomi 14 Pro
Xiaomi 14 Pro
Xiaomi 14 Pro
6枚羽の絞りを採用したことで光芒を出すことも可能になった。AIで補正していることもあり、少々伸ばすクセがあるようだ

 Xiaomi 14 Proでも引き続き採用された75mm相当の望遠カメラも魅力的だ。レンズのF値が2.0と明るいことに加え、最短撮影距離が10センチと、こちらはかなり寄れる。このため、いわゆるテレマクロ撮影が簡単に行える。超広角マクロを備える機種も増えてきているが、撮影しにくいことも多く、必ずしも使い勝手がいいものではなかった。望遠カメラながら被写体に寄れることから、よりクローズアップしての撮影が簡単にできる。

Xiaomi 14 Pro
物撮りも簡単にできる。寄れることに加えて、ゆがみが少ない点もありがたい
Xiaomi 14 Pro
光学特性的に玉ボケも大きく出る。従来のスマートフォンでは難しかった表現も可能だ
Xiaomi 14 Pro
Xiaomi 14 Pro
望遠カメラは5000万画素のものを採用するため、5〜6倍でもきれいに撮影ができる

 5000万画素の超広角カメラもきれいに撮影できる。Xiaomi 14 Proではテレマクロ撮影ができない距離では、超広角カメラに切り替わる仕様となっており、使い勝手の向上にも寄与している。

Xiaomi 14 Pro
Xiaomi 14 Pro
超広角カメラもきれいに撮影できる

 Xiaomi 14 Proは可変絞りを用いた被写界深度のコントロールに加え、光線の演出などの新しい体験をもたらすスマートフォンだ。Xiaomi 13 Proで好評だった扱いやすい望遠レンズも引き続き備えることで、手軽にクローズアップフォトやテレマクロ撮影を可能にした。カメラ性能を強化する機種の中でも明確に差別化を図っている

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