ジューデンだけでなくカメラ機能にも注目! 「Xiaomi 13T Pro」でどれだけ撮れるのか試してみた:荻窪圭の携帯カメラでこう遊べ(1/4 ページ)
「Xiaomi 13T Pro」は、フィーチャーされている充電機能だけでなく、カメラ機能も優秀。トリプルカメラを持つ本製品を本気で試してみた。
見目麗しき写真を求める人にこのカメラはいいかも!
Xiaomi(シャオミ、小米)の「Xiaomi 13T Pro」である。
ソフトバンクが「神ジューデン」なんて言い出しこともあって、急速充電機能がフィーチャーされがちだけど、カメラもなかなか優秀なのだ。そもそも見た目からして「カメラにも注目してくれよ」ってデザインだ。
背面には大きなレンズが2つ並んでおり、横位置に持って写真撮ってねと主張しているようだ。
でもって、撮れる写真は非常に好感が持てるもの。時には爽やかにきれいに撮ってくれてありがとう、といいたくなるくらいだ。
何とアウトカメラは“5000万画素×2+1”のトリプルだった
Xiaomi 13T Proのカメラはトリプル。
一見、大きなカメラが2つ付いているだけに見えるが(最初、「あれ? これデュアルカメラだっけ?」と思ってしまったですよ)、実はもう1つ小さなカメラがある。
小さなカメラは超広角カメラで1200万画素(12MP)。1/3.06型のセンサーで35mm判換算で15mm相当。レンズのF値はF2.2。フォーカスは固定。
なんか色が爽やかすぎるけど、キレイだ。もう1枚超広角っぽい風景を。印象的な画を出してくれる。
2つ並んだ大きなカメラのうち、より大きなレンズが入っているのがメインカメラ(広角カメラ)。
センサーサイズは1/1.28型とスマートフォン用としてはかなり大きなもので、約5000万画素(50MP)の高画素タイプ。使用センサーはソニーの「IMX707」と公表されている。
レンズは35mm版換算で24mm相当で、F値はF1.9。光学式手ブレ補正を搭載している。
通常の撮影では4画素を1つとして扱うので、約1250万画素の絵となる。
望遠カメラはメインカメラの約2倍ちょっととなる35mm判換算の50mm相当。1/2.88インチとメインカメラに比べると一回り小さいが(おそらく望遠レンズをこの厚みにいれるためにセンサーを小さくする必要があったのだろう)、こちらも5000万画素(50MP)のセンサーを採用。つまりデュアル50MPなのだ。センサーはOmniVision社の「OV50D」と公表されている。
開放F値もF1.9。望遠カメラでF1.9に抑えたのは大事だ。こちらは光学手ブレ補正はなし。
もとが50MPなのでさすがだよねーって感じで、色もディテールもちゃんとしている。
じゃあもっとあげてみようということで、5xまであげてみた。ちょっとディテールに不自然なところあるけど、十分使えそう。
ちなみに最高倍率は20x。そこまで上げるとさすがにディテールはもやっとして不自然になるので、5xくらいまでで止めときたいかも。
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