Square、ソニーのローカル5G「MOREVE」に決済ソリューション提供 混雑した場でもスムーズに決済処理

Squareは、ソニーワイヤレスコミュニケーションズのローカル5Gを活用したサービスプラットフォーム「MOREVE」へ決済ソリューションを提供。無線通信とは別の回線を利用し、混雑する場でもスムーズな決済処理を可能とする。

[エースラッシュ，ITmedia]

　Squareは、2月20日にソニーワイヤレスコミュニケーションズの法人向けローカル5Gサービスプラットフォーム「MOREVE」への決済ソリューション提供を発表した。

法人向けローカル5Gサービスプラットフォーム「MOREVE」への決済ソリューションを提供

　MOREVEでは、ローカル5G回線を用いたキャッシュレス決済端末をレンタルするキャッシュレス決済サービスを提供。来場者が使用するスマートフォンなどの無線通信とは別の回線で安定した通信を提供でき、多くの来場者が集まった場合でも、店舗などイベントの出店者はスムーズな決済処理が可能になるという。

　Squareが提供する決済ソリューションは、販売した商品に関するさまざまな情報を集計し管理できるPOSシステムと、それを搭載した決済端末で構成。どの商品がいつ売れたのかを販売した時点でシステムに記録し、在庫状況の把握や将来の販売予測を可能とする。

　決済端末「Square ターミナル」はクレジットカード、デビットカード、電子マネー、PayPayなどのキャッシュレス決済をはじめ暗証番号の入力やレシート／領収書の発行も対応。決済代金は最短翌営業日に入金され、商品情報を登録すれば売上実績の分析などをリアルタイムで把握できる。

「Square ターミナル」のイメージ