vivoの「S18 Pro」はスクエアな大型LEDライトを搭載 自撮りやポートレートがキレイ:山根康宏の海外モバイル探訪記
セルフィーやポートレート撮影に特化した「自撮りスマホ」と呼べる製品がvivoのSシリーズです。最新モデル「S18 Pro」は暗い場所でも明るい自撮りができるように、大型のライトを搭載しています。背面は陶器のような上品かつ落ち着いた仕上げになっています。
セルフィーやポートレート撮影に特化した「自撮りスマホ」と呼べる製品がvivoのSシリーズです。最新モデル「S18 Pro」は暗い場所でも明るい自撮りができるように、大型のライトを搭載しているモデルです。
背面は陶器のような上品かつ落ち着いた仕上げになっています。Sシリーズは女性ユーザーが多いこともあり、背面デザインにも凝った製品がこれまでも数多く登場しました。ディスプレイサイズは6.78型、インカメラは5000万画素とさすがセルフィーモデルだけあって高画質です。なお、プロセッサはMediaTekのDimensity 9200+を搭載します。
本体サイズは75.1(幅)×164.4(高さ)7.5(奥行き)mmと薄く仕上げており、ディスプレイは側面を丸めたエッジデザイン。背面側も同様に丸めることで、手で握ったときによりスリムに感じさせる形状になっています。重量は188gです。
背面カメラは5000万画素の広角に加え、超広角も5000万画素、望遠は2倍で1200万画素です。カメラ性能が高いので他の高性能カメラモデルと肩を並べる性能を誇りますが、最大の特徴としてカメラの下側に大型のLEDライトを搭載しています。
LEDライトはスクエアな形状で、発光面積は前モデル比で19%も大きくなっているとのこと。また、ライトの色は白色から暖色まで自在に変えられます。実際に光らせてみると、光量はかなり強いと感じられます。より明るく照らすことができるようになったことで、ポートレート撮影時によりソフトな写り具合にもなるとのこと。
一方、インカメラで自撮りもしてみました。インカメラ横のLEDライトも小型ながら色温度を変更できます。美顔効果は男性向けにも調整されており、いい具合に映してくれます。またサインを入れたり背景を変えたり、さらにアニメ風に仕上げたりするなどの自動加工も可能で、セルフィーを楽しく撮れる工夫もされています。自撮り特化モデルはHuaweiのnovaシリーズなど他社からも出ており、独特のラインアップでこれからも新製品が次々と出てくるでしょう。
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