ソフトバンク版iPhone 15 Pro、Pixel 8 Proの一部容量が実質24円(※別途費用あり) 1年で買い替える人向け「新トクするサポート(プレミアム)」の内訳とは(1/2 ページ)
ソフトバンクは2024年4月18日から、「新トクするサポート(プレミアム)」を提供する。新トクするサポート(プレミアム)は、対象機種の分割購入、保証サービスへの加入、返却を条件とし、購入から1年後に端末を買い替える人に向けて訴求する、SoftBankブランド向けの新たな端末購入プログラムだ。ここでは対象機種の実質負担額がいくらなのかをまとめる。【更新】
ソフトバンクは2024年4月18日から、「新トクするサポート(プレミアム)」を提供する。新トクするサポート(プレミアム)は、対象機種の分割購入、保証サービスへの加入、返却を条件とし、購入から1年後に端末を買い替える人に向けて訴求する、SoftBankブランド向けの新たな端末購入プログラムだ。ここでは対象機種の実質負担額がいくらなのかをまとめる。記事内は全て税込み。
【更新:2024年4月18日13時35分 オンラインショップ割と実質負担額の詳細について追記しました。】
新トクするサポート(プレミアム)を適用するための条件
新トクするサポート(プレミアム)を利用するには、対象機種を48回払いで購入する際、「あんしん保証パック」に加入の上、購入から13カ月目以降に特典利用を申し込み、条件を満たすと、最大36回分の対象機種の分割支払金または賦払金の支払いが不要になる。条件の具体的な内容は次の通りとなる。
- 機種購入時に加入した「あんしん保証パック」(月額使用料最大1740円/月)を、特典利用の申し込み完了時まで継続して加入していること
- 特典利用時に「早トクオプション利用料」(最大1万2100円)を支払うこと
- 申し込み翌月末までにソフトバンクが対象機種の回収・査定を完了すること
- 回収された対象機種がソフトバンク指定の査定条件を満たさない場合、機種の回収に加えて最大2万2000円(不課税)を支払うこと
- その他「新トクするサポート」提供条件書に記載の特典利用条件を満たすこと
対象機種の一覧 特にお得なのはどれ?
対象機種は極めて限定的だが、人気の「iPhone 15」シリーズ、「Google Pixel 8 Pro」など、ハイエンドモデルが並ぶ。具体的な機種名は次の通り。
- iPhone 15 Pro/iPhone 15 Pro Max/iPhone 15 Plus
- Google Pixel 8 Pro
- AQUOS R8 pro
- Xperia 1 V
- LEITZ PHONE 3(4月19日発売予定)
このうち、特にお得なのが「iPhone 15 Pro(128GB)」「Pixel 8 Pro(128GB/256GB)」「Xperia 1 V」「AQUOS R8 pro」だ。
例えば、iPhone 15 Pro(128GB)は一括価格が18万5760円だが、ソフトバンクオンラインショップにて48回払いで購入した場合、3666円×12回分=4万3992円と、あんしん保証パック×13カ月分=2万2620円を支払い、購入から13カ月目以降に特典利用を申し込み、早トクオプション利用料の1万2100円を支払うと、残り3938円×36回分=14万1768円の支払いが不要になる。加えて、MNPが対象のオンラインショップ割として4万3968円が割り引かれ、4万3992円−4万3968円で実質24円で購入できるとしている。
Pixel 8 Pro(128GB)は一括価格が16万128円だが、ソフトバンクオンラインショップにて48回払いで購入した場合、3666円×12回分=4万3992円と、あんしん保証パック×13カ月分=1万2870円を支払い、購入から13カ月目以降に特典利用を申し込み、早トクオプション利用料の1万2100円を支払うと、残り3226円×36回分=11万6136円の支払いが不要になり、MNPが対象のオンラインショップ割の4万3968円を引いて実質24円で購入できるとしている。
ただし、あんしん保証パック(2万2620円)と早トクオプションの利用料(1万2100円)は別途発生するため、実質負担額に加算して考えた方がいい。
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