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「楽天ペイ」「楽天ポイントカード」「楽天Edy」アプリを統合 “史上最大級のキャンペーン”も実施(2/2 ページ)

楽天ペイメントは2024年4月18日、共通ポイントサービス「楽天ポイントカード」アプリとキャッシュレス決済サービス「楽天ペイ」アプリを12月頃に結合すると発表した。楽天モバイルとの連携強化に向けた施作なども明らかにした。同日、今後の戦略について、代表取締役社長の小林重信氏と、執行役員CMOの諸伏勇人氏が説明した。

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チャージ払い、初めての利用で20%還元 楽天モバイル関連の施作も

 同社は、フィンテックの入り口へ向けた施作と合わせて、4月18日から「楽天ペイアプリのポイントカードならポイント最大10倍!」キャンペーンを毎月実施すると発表した。キャンペーン期間中にエントリーの上、楽天ペイアプリ内の楽天ポイントカードのバーコードを提示して決済を行うと、初回利用なら必ず、常に利用している場合なら抽選で1万人に、通常の10倍の楽天ポイントを進呈する。

 「楽天ペイアプリの楽天ポイントカードなら初めての人は漏れなく10倍。これは今まで楽天ペイメントが開催していたキャンペーンの倍率を一番上げた史上最大級のキャンペーン」だと諸伏氏は意気込む。

 また、同社は楽天ペイアプリのポイント還元プログラムの内容を見直し、2024年夏頃から「ポイント付与の対象をチャージ払いに統一する」ことも明らかにした。これまで楽天ペイアプリでは、楽天カードから楽天キャッシュへのチャージで0.5%の楽天ポイントを進呈してきたが、2024年夏頃からはチャージした楽天キャッシュで決済を行った場合に楽天ポイントを付与する。

 これまで対象だった楽天カードからのチャージに加え、全国の金融機関口座やセブン銀行ATM、ローソン銀行ATMなどからの現金チャージ、楽天ラクマの売上金からのオートチャージなどで、楽天キャッシュにチャージして決済すれば、最大1.5%のポイント還元を受けられる。

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利便性だけでなく「高還元率」についてもアピールする楽天ペイメント

 チャージ方法を限定するという意味ではなく、「現状は特定のチャージ方法で0.5%、支払いで1%だったところ、今夏からチャージ方法を問わず1.5%とする」(諸伏氏)ことで、より分かりやすい形で高還元率をアピールしたいようだ。

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チャージ払いで誰でも最大1.5%とするのは分かりやすさかつ高還元率をアピールしたいからだろう

 同社は、これから楽天ペイアプリを使い始める人に向けた施策も打ち出した。具体的にはチャージ払いを初めて使う人に20%の楽天ポイントを還元する他、楽天モバイルとの連携強化を目的とし、楽天モバイルの新規契約者を対象に、楽天ペイアプリで支払うと、楽天ポイントを3カ月間、最大3.5%還元するキャンペーンを実施予定。楽天ペイアプリのコード/QR払いにより最大1.5%が楽天ポイントで還元されるため、本キャンペーンと合わせて最大5%のポイント還元となる。詳細は後日発表予定だ。

 キャッチコピーに「楽天ペイ、ひとつのアプリへ」「だれでも便利、だれでもおトク」を掲げた同社は、よりお得で利便性の高い決済体験を利用者に訴求し、キャッシュレス決済サービスの利用率を向上させたい考えを示した。

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