Vポイントの疑問に回答 Tポイントが使えなくなる? ID連携をしないとどうなる?
2003年に誕生した共通ポイントの「Tポイント」と、SMBCグループのポイント「Vポイント」が結合し、「青と黄色のVポイント」に生まれ変わった。長年親しまれてきたTポイントの「T」の字が消えたことで、X(旧Twitter)には混乱の声が上がっている。Xで特に多い疑問にQ&A形式で答える形でまとめる。
2003年に誕生した共通ポイントの「Tポイント」と、SMBCグループのポイント「Vポイント」が結合し、「青と黄色のVポイント」に生まれ変わった。長年親しまれてきたTポイントの「T」の字が消えたことで、X(旧Twitter)には混乱の声が上がっている。Xで特に多い疑問にQ&A形式で答える形でまとめる。
なお、記事内ではSMBCグループのVポイントをVポイントと表記する。Tポイントは公式サイトによってはVポイントと表記されているが、混乱を避けるべくTポイントと表記する。
Q:青と黄色のVポイントとは何ですか?
A:ポイントサービスと決済サービスがより密接になっている昨今、利便性をより高めることでスムーズにポイントをためたり決済したりできるようにとリニューアルが告知されていました。2024年4月22日、会員数1.28億人のTポイントと、会員数2600万人のVポイントが結合し、「日本最大級」をうたうポイントサービスになりました。会員数は単純合算で1.54億人となります。
Q:青と黄色のVポイントはどのお店で使えますか?
A:青と黄色のVポイントの提携先店舗でためたり使ったりできます。4月22日からは「すき家」「ココス」「はま寿司」「丸善ジュンク堂書店」などで利用できるようになりました。
Q:加盟店が増えたのでしょうか?
A:TポイントとVポイントの結合により、Tポイント提携先15万店舗、Visa加盟店国内750万店舗、世界1億店舗でためたり使ったりできるようになりました。
Q:これまで使っていたTカード/ためたTポイントを使い続けることはできますか?
A:既に所有しているTカード/モバイルVカード(旧名称はモバイルTカード=アプリでコードを表示するタイプ)は、自動的に青と黄色のVポイントに引き継がれており、これまでためたTポイントは1ポイント=1円分としてそのまま利用できます。ただし、Tポイントという名称が廃止されたことで、お店の人とのやりとりでTポイントが通じなくなる可能性があります。
Q:Tポイントアプリの継続利用は可能ですか?
A:App Store/Google Playでアップデートして使えます。アップデート完了後、アプリの名称がTポイントアプリからVポイントアプリに、アプリのロゴが「T」から「V」に変わります。これまで利用できていた機能はそのまま利用できます。
Q:TポイントとVポイントの両方を持っている場合、合算することは可能ですか?
A:手続きを行うことで、両方を合算できます。Vpassアプリまたは三井住友銀行アプリでID連携の手続きを行うと、TポイントとVポイントをまとめて管理できます。
Q:ID連携を行わない場合はどうなりますか?
A:TポイントとVポイントを連携しない場合は、利用できるサービスが制限されます。当然ながらTポイントとVポイントの合算はできません。TポイントとSMBCグループ各社(三井住友銀行、プロミス、SMBC日興証券、三井住友カード)のポイントを合算することもできません。また、Vポイント提携先店舗でVカード/モバイルVカードの提示でポイントがたまるサービス、Vポイントで取り扱う景品交換サービス、Vポイントで取り扱う他社ポイントへの移行サービスが利用できません。
Q:ID連携が完了しているかを確認する方法はありますか?
A:Webサービスの「Vpass」マイページで「データ連携設定」の表示、もしくはVpassアプリホーム画面で「モバイルVカードを開く」と表示されれば、ID連携が完了しています。
Q:ポイントの二重取りは可能ですか?
A:Vポイント提携先でモバイルVカードを提示し、三井住友カードで決済することで、ポイントの二重取りが可能です。
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