「OPPO Reno11 A」速攻レビュー 4万円台の高コスパ、カメラの進化と急速充電対応がうれしい(1/3 ページ)
OPPOの日本向け新型スマートフォン「OPPO Reno11 A」が、6月27日に発売される。Reno11 Aは、OPPOの手頃な価格かつ高機能で日本向けにおサイフケータイなどの機能を搭載したReno Aシリーズの最新モデル。カメラ大きく進化し、急速充電にも対応した。
オウガ・ジャパンが6月20日、OPPOの新しいミッドレンジスマートフォン「OPPO Reno11 A」を発表。SIMフリーモデルの他、楽天モバイルとY!mobileから6月27日に発売される。SIMフリーモデルの価格は4万8800円(税込み)だ。
Reno11 Aは、OPPOの手頃な価格かつ高機能で日本向けにおサイフケータイなどの機能を搭載したReno Aシリーズの最新モデルとなる。新たに6400万画素カメラやプロセッサにDimensity 7050を搭載し性能を強化した他、最短48分の急速充電対応や本体サイズをほぼ変えずに大画面6.7型 有機ELディスプレイを搭載。価格を抑えつつも、前モデルOPPO Reno9 Aと比べて大きく性能を向上させた。
OPPO独自の生成AIによる「AI消しゴム(7月提供予定)」や「AIクリッピング」といった画像編集機能も搭載。スマホではハイエンド機種に限った提供が多い中、ミッドレンジかつ無料で活用できるのは他モデルにない強みだ。
この、ミッドレンジに求められる快適な使用感と手頃な価格を絶妙なバランスで実現したOPPO Reno11 Aについて、一足先に触ることができた。概要と使用感を紹介していこう。
持ち心地の改善と大型ディスプレイを両立
価格と機能が魅力のReno11 Aだが、設計の工夫により持ち心地や画面の見やすさについても大きく進化した。画面のフチを薄くすることで、横幅を75mmに抑えつつもミッドレンジでは大型の6.7型フルHD+(1080×2412ピクセル)、リフレッシュレート120Hzの有機ELディスプレイを搭載。日中屋外での見やすさも良好だ。

ミッドレンジでは大型の、6.7型 有機ELディスプレイを搭載。大画面だが見た目より持ち心地がいい。ディスプレイ上部に顔認証兼用の3200万画素カメラ、下部に指紋認証センサーを搭載する(写真=左)。背面には広角6400万画素カメラ、超広角カメラ、マクロカメラとおサイフケータイ対応のFeliCa、NFCを搭載(写真=右)ミッドレンジはライバルが多いが、5万円以下で6.7型の大型ディスプレイを搭載した軽量モデルは少ない。特に動画視聴やSNSの利用が多い人にとっては魅力的なモデルといえる。スピーカーはモノラルだが、音量が大きくクリアで聞き取りやすかった。
実際の持ち心地だが、薄さ7.6mm、重量177gと薄型軽量化を実現。見た目で横幅75mmが少し大きいと感じても、実際に持ってみると握りやすく長時間持っていても疲れにくい。持ち心地がよく大画面という理想のデザインを実現している。
この他、IPX5の防水とIP6Xの防塵(じん)やおサイフケータイに対応。マイナンバーカードのスマホ用電子証明書も利用できる。生体認証はディスプレイ下部の指紋認証と顔認証を併用できる。
カラーは「ダークグリーン」と「コーラルパープル」の2種類。グリーンは柔らかい光沢のOOPO Glow仕上げ、パープルはテクスチャーの入った光沢仕上げだ。
6400万画素カメラ搭載で、夜景も2倍ズームも高画質に
大きく進化したのが、広角6400万画素を含むカメラ機能だ。背面には超広角800万画素とマクロ200万画素を搭載。インカメラは3200万画素だ。
今回の6400万画素カメラは単に画素数が上がっただけでなく、やや鮮やかで解像感の高いハイエンドスマホかのような写真を撮れるようになった。高画素を生かして、料理撮影に便利な2倍ズームもキレイに撮れる。
夜景撮影時の感度もアップしており、夜景モードを呼び出さなくてもオートで気軽に撮影できる。また、夜景モード撮影時も数秒間カメラを固定することなく明るい夜景を撮れる。これら6400万画素カメラの進化点だけでもかなりの人は満足できるだろう。
超広角800万画素とマクロ200万画素の画質は、高画質な広角カメラと比べるとやや見劣りする。とはいえ、撮影シーンによっては便利だ。
動画撮影は4K 30fpsに対応した。別途三脚やジンバルがあれば高繊細な映像を撮れる。手持ち撮影なら手ブレ補正を利用できる1080p 60fpsなどを利用できるのでうまく使い分けよう。
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