「OPPO Reno11 A」速攻レビュー 4万円台の高コスパ、カメラの進化と急速充電対応がうれしい(2/3 ページ)
OPPOの日本向け新型スマートフォン「OPPO Reno11 A」が、6月27日に発売される。Reno11 Aは、OPPOの手頃な価格かつ高機能で日本向けにおサイフケータイなどの機能を搭載したReno Aシリーズの最新モデル。カメラ大きく進化し、急速充電にも対応した。
生成AIを用いた画像編集に対応
独自の生成AIを用いた編集機能を搭載。7月にソフトウェアアップデート提供予定の「AI消しゴム」は、写真の背景に映り込んだ被写体を自然に削除する機能だ。利用にはネットワーク接続が必要になる。
既に利用できる「AIクリッピング」は、写真の中の被写体だけを長押しで切り抜く機能だ。「モザイク」はSNSなどのスクリーンショットで、アイコンやアカウント名などに対して自動的にモザイクを入れられる。いずれもSNSへ画像をアップするさいに便利に使えそうだ。

「AIクリッピング」は撮った写真の被写体を長押しで切り抜き、コピーして他のアプリで利用できる。サイドメニューのドックにも保存できる(写真=左)。「モザイク」機能では個人情報と推測される文字列やアイコンを自動選択できる(写真=右)ミドルクラスで最短46分の急速充電に対応 バッテリー持ちは良好
Reno11 A では、バッテリー残量のない状態から100%まで最短48分で充電できる急速充電に対応した。非常に便利な機能だが、対応モデルはハイエンドが多くミッドレンジで対応している製品は少ない。朝に充電のし忘れに気づいてもすぐリカバリーでき、外出先での充電も短時間ですむ。
仕様をより詳しく説明すると、Reno11 Aは5000mAhの大容量バッテリーを搭載しているが、別売りの「SuperVOOC」67Wに対応した充電器を使うと約48分でフル充電できる。
広く流通しているUSB PD対応充電器の場合は、最大55W(PPS)に対応している。実際に出力100W対応のUSB PD充電器(Anker 737 Charger)で1%から充電したところ、59分でフル充電できた。OPPOのSuperVOOC対応充電器を入手しづらい場合は高出力なUSB PD対応充電器を購入するのも手だ。
利用時のバッテリー持ちもよく、スリープ時のバッテリー消費も少ない。1日12時間ほど持ち歩いて利用してもバッテリー残量は30%程度しか消費しなかった。より負荷の高いアプリを利用し続ける場合は別だが、1日の利用中に充電を気にするシーンはほぼないだろう。就寝中などの生活パターンをもとに過充電を防ぐ「スマート充電」機能も搭載。この機能を有効にすると、4年後も80%の最大容量を維持できるとしている。
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