光るスマホ「Nothing Phone(2a)」の背面、実は日本製のポリカーボネート樹脂だった
「Nothing Phone(2a)」の一部パーツが日本製であることが判明した。三菱ケミカルグループが6月20日にポリカーボネート樹脂「XANTAR/ザンター Kシリーズ」が採用されたと発表。あらゆる耐性を持つとしている。
「Nothing Phone(2a)」の一部パーツが日本製であることが判明した。三菱ケミカルグループが6月20日にポリカーボネート樹脂「XANTAR/ザンター Kシリーズ」が採用されたと発表。あらゆる耐性を持つとしている。
XANTARは優れた透明性、耐衝撃性、難燃性、耐熱性、電気特性を有した高機能ポリカーボネート樹脂となる。幅広い用途に長年採用され続けてきた実績があるという。
Kシリーズは三菱ケミカルグループが長年培ってきた重合、コンパウンドの技術を駆使して開発した特殊ポリカーボネート樹脂となる。一般のポリカーボネート樹脂と比較すると、高い表面硬度で、ポリカーボネート樹脂の弱点である耐擦傷性の向上した材料として、スマートフォン筐体や自動車内装部品などで採用が拡大している。
Nothing Phone(2a)は英Nothing Technologyは3月5日(現地時間)に発表したスマートフォンのミッドレンジモデル。5000万画素のアウトカメラ、MediaTekの「Dimensity 7200 Pro」(TSMCの4nmプロセス)、6.7型の有機ELディスプレイを搭載する。
最大の特徴は通知や音量調整が視覚的に分かる「Glyphインタフェース」で、背面に埋め込まれたLEDを確認できるよう透明パネルを使用している。
XANTARがNothing Technologyのスマートフォンに採用されるのは初めてで、三菱ケミカルグループはKシリーズの透明性、表面硬度、加工性が評価されたとしている。
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