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ChatGPTを活用して「企画書のたたき台」を整える3つのステップChatGPT使いこなし術(1/2 ページ)

「ChatGPT」の基礎から応用まで、仕事や生活で役立てるためのTipsを連載で紹介する。

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 アイデアを出したり、書類のたたき台を作成したりする工程は、ChatGPTの得意とする作業だ。もちろん企画の独自性を追求するには、生成AIを頼らず自力で練りあげる方がベターだろうが、急ぎでたくさんの企画を出さなければならないときには、ChatGPTでひな型を作成する工程が作業能率アップの助けになるかもしれない。

 ここでは仮想の企画案を作ることを目的に、ChatGPTを使う流れを3つのステップでチェックしていこう。

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ChatGPTで企画書のたたき台を作ろう

STEP1:企画のネタを出してもらう

 まず、企画の元になるネタが思い浮かばない場合には、ChatGPTに直接聞いてみるのが良いだろう。例えば、「2024年後半に売れそうなムックの企画を3つ考えて」と質問すると、ChatGPTが具体例を考えてくれる。

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「2024年後半に売れそうなムックの企画を3つ考えて」とChatGPTに質問した場合の回答例

 もちろん、ChatGPTはあり得そうなテキストを並べているだけで、これらの回答に「2024年に売れそう」という根拠はさほど期待できない。そのため、本来はこれらの出力をヒントにしつつ、マーケティング的手法やリサーチなどを絡めて企画の根拠を持たせ、さらにひとひねりを加えて企画にオリジナリティーを持たせたいところだ。

 しかし、今回はあくまでも手順の説明ということで、ChatGPTが挙げた「2.持続可能なライフスタイル」の企画を例として採用し、このまま以降の手順を進めてみよう。

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