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コラム

スマホやケータイがぬれた時に「やってはいけないこと」と「やるべきこと」(2/2 ページ)

荒天時や水辺で遊んだ時など、スマートフォンやケータイがぬれることが多い今日この頃です。防水端末でも、水にぬれた際に気を付けるべきことがあります。改めてチェックしてみましょう。

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スマホ/ケータイがぬれた後に「やるべきこと」

 スマホやケータイが水ぬれした場合、なるべく早めに水抜きをしてください。きれいな柔らかい布(タオルやハンカチなど)を用意し、スピーカー、マイク、拡張端子を下に向けて“優しく”ポンポンとたたくようにすると水分を外に出せます。その後、数時間ほど自然乾燥させれば完璧です。

きれいなハンカチ
防水端末でも、しっかりと水抜きをすることで機能の正常性を維持しやすくなります

 端子類の自動無効化機能を備えている機種の場合、通常は水分(または異物)がなくなると自動的に再度有効化してくれます(その際に通知もしてくれます)。ただし、機種によっては自動有効化ができない場合があります。その場合は端子類をよく見て、乾燥したことと異物がないことを確認してから有効化の操作を行ってください。

 なお、先述の通り、風呂の水/湯、海水、プールの水や泥水に触れた場合は、真水か水道水で洗い流してから水抜きをしてください。ただし、この際の水流は弱めにしてください。強めの水流で洗うと、端末本体を破損させてしまう可能性があります。

ぬれている
真水や水道水以外の水分に接した場合は、急いで洗いながしてください。ただし、水流は少し弱めな方がいいです(ちょっと、これだと“いきおい”が良すぎるかもしれません……)

非防水(非耐水)スマホ/ケータイがぬれたらどうする?

 さて、防水/耐水をとくにうたっていないスマホやケータイの場合、水にぬれたり水没したりすることで故障するリスクが防水モデルよりも高いです。

 万が一そのようなスマホやケータイをぬらしたり水没させてしまったりした場合は、すぐに電源を切った上で、きれいな布で可能な限り水分を拭き取って、乾燥剤(除湿剤)と一緒に密封できる容器か袋に入れて2〜3日間放置すると、運が良ければ電源が入る状態になります。

 ただ、これはあくまでも“応急措置”であり、その後も端末の機能が維持できるかどうかは分かりません。速やかにデータのバックアップを取った上で、端末の修理や買い換えを検討することを強くお勧めします

乾燥剤
防水/耐水性能のないスマートフォン/ケータイを水没させてしまった場合は、すぐに電源を切って可能な限り水分を拭き取った上で、乾燥剤と一緒に密閉できる容器や袋に入れて2〜3日放置すると、運が良ければ電源を入れられるようになります(乾燥剤はホームセンターや100円ショップで購入可能です)

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