スマホの単体販売 ドコモ、KDDI、楽天モバイルはiPhone/Androidともに継続
ソフトバンクが8月1日からAndroidスマートフォンの単体販売を停止しており、現在はiPhoneかiPadしか単体で購入できない。その背景には、2023年末の法令改正がある。ドコモ、KDDI、楽天モバイルは、iPhoneとAndroidともに単体購入可能となっている。
ソフトバンクが8月1日からAndroidスマートフォンの単体販売を停止しており、現在はiPhoneかiPadしか単体で購入できない。その背景には、2023年12月の法令改正で、白ロム(単体販売)の割引上限が、回線契約を伴う場合と同様に制限されたことがある。
電気通信事業法上、通信キャリアが端末を単体販売する義務はないので、これをやめることに問題はない。そこで気になるのが他キャリアの方針だ。
ドコモ、KDDI、楽天モバイルは、iPhoneとAndroidを含むスマートフォンを単体でも販売しており、分割払いで購入して返却すると残債を免除する購入プログラムも、回線契約なしで利用できる。こうした状況は今後も続くのか。各社に確認したところ、ドコモ、KDDI、楽天モバイルともに、端末単体販売は継続しており、その方針に変更はないとのこと。
オンラインショップで端末を単体購入する場合のアクセス方法も確認しておく。楽天モバイルは比較的分かりやすいが、ドコモとauは製品ページの下部に小さくリンクを用意しているのみなので覚えておきたい。
ドコモの場合、オンラインショップの機種ページ下部にある「機種だけ(白ロム)購入の場合はこちら」をクリックすると「機種だけ(白ロム)購入について」というページに遷移する。
auの場合、auサイトの製品ページ下部にある「オンラインショップで機種のみ購入」をクリックすると購入ページに遷移する。
楽天モバイルの場合、楽天モバイル公式 楽天市場店にアクセスし、端末一覧の「単品」タブを選択して「詳細を見る」または「単品で購入」をクリックすると、購入ページに遷移する。
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